社会そのほか速
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オモコロ

3月は別れの季節。この”卒業”シーズンに、すでに活動を終了したアイドルの映画が公開された。『世界の終わりのいずこねこ』は、大阪のソロアイドル・いずこねこの最初で最後の主演映画。原因不明のパンデミックで東京が壊滅し、人々が大阪に避難した近未来が舞台の終末的SFストーリーである。クラウドファンディングで制作資金を募ったところ目標の150万円を大きく上回り、460万円が集まって無事に企画が成立した。
昨年10月に完成し、その後はパトロン限定試写会、地方上映、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭での先行上映を終えて、いよいよ3月7日から新宿K’s Cinemaにて封切りとなった。初日舞台挨拶は大盛況で、なんと全席完売! そのレポートを、竹内道宏監督の主観視点で撮影の思い出とともにお届けします。
■舞台挨拶中に謎の握手!
”いずこねこ”ってそもそも何を指すのか。
最初に企画プロデューサー・SPOTTED PRODUCTIONSの直井卓俊さんからお話を戴いた時、いずこねこのことを詳しくは知らなかった。当時は茉里さんのことを「いずこねこ」って呼んでいた。「いずこねこさん」と呼ぶと違和感がある。なぜなら、いずこねこはプロデューサーのサクライケンタさんと茉里さんの二人で成り立つもの。とはいえ、「いずこねこの茉里さん」というのも、まるでグループアイドルの一人のような響きになる。
初めて観に行った東京キネマ倶楽部のワンマンライブで、ステージにいる女の子に「いずこねこー!」と呼ぶ人は誰もいなかった。「茉里ちゃーん!」という声援の中心にいるその女の子こそ、まさに猫のような人だった。「だった」って、まるで過ぎ去った季節のように振り返ってしまった。たしかに、春のように温かければ、夏のように熱く、秋のように切なくて、冬のように澄み切っていた。映画の撮影期間は昨年夏のたった10数日間だったが、1月から12月まで網羅できた。猫のように正直で、人懐っこくて、時折アグレッシブな茉里さんの色んな表情が見えた。活動を終了したはずが、映画の公開によって12月から13月、14月、15月へと延命し、それが本作のエンドクレジットで流れるいずこねこのラストソング『i.s.f.b』の歌詞に重なる。
偶然にも3月という”卒業”の季節に映画が公開されて、茉里さんが10代を捧げてきたいずこねこが本当に終わってしまう。会場の新宿K’s Cinemaに着き、「これで最後になるのか」と物思いに耽りながら楽屋の扉を開いた。…

投資家であり『伝説の名投資家12人に学ぶ儲けの鉄則――日本株で勝つためにすべきこと、してはいけないこと』の著書・小泉秀希さんに、ご自身の投資遍歴と本に登場する名投資家の生きざまや投資法についてうかがっています。
※前回記事「名投資家のコラムを書いてから僕の投資成績は劇的に改善しました」『儲けの鉄則』著者に聞く、株で儲けるために最も重要な原則とは? はこちら
ザイ・オンライン編集部(以下:編集部) 前回は仕手株志向で失敗していた小泉さんがピーター・リンチの著書に出会い、身のまわりの小型成長株投資にこそ、個人が大きく資産を増やせるチャンスがあるのだということに気づいた、ということでした。
小泉秀希(以下:小泉) 成長性と割安さをどう見極めるか、という話でしたね。それを論ずる前に、そもそも「株の価値」とは何なのだろう、という話をしなければいけません。株には「資産面から見た価値」と「収益面から見た価値」があります。
編集部 PBR(株価純資産倍率)、PER(株価収益率)ですね。これらの指数や意味するところは知っていても、成長性などを考慮してどう投資に生かすかという点がぼんやりしている人は多いと思います。
小泉 今回の本でもかなり詳しく説明したところです。株式投資にこうした割安株投資の考え方を用いノウハウを確立したのが、ベンジャミン・グレアムという人です。
小泉 グレアムの「割安株投資」は、ごく簡単に言うと「1万円の価値があるものを5000円で買う」というものです。単純ですが、実際にやってみるとそう簡単ではありません。そもそも、基準となる株の価値をどう見積もればいいのか。
そこで出てくるのがPER・PBRなんです。PBRはそう揺らぐ指標ではありませんが、PERは将来その会社の利益がどれくらい増えるかによって、現在の価値が割高であるか割安であるかの判断が違ってきます。グレアムは、
(1)過去10年間、安定して成長してきたか
(2)その安定成長が今後も続きそうか
(3)財務体質はしっかりしているか
という3条件を示しています。「過去10年間赤字を出さず、年平均2~3%、10年で合計3割程度」利益が伸びているというのが、グレアムの言う合格ラインです。こうした基準の株を、相場の変動によって大幅に安くなった時に買う――。
編集部 年2~3% 10年で3割の成長ですか。前回のピーター・リンチとは、だいぶ違いますね。…

【カイロ時事】チュニジアの首都チュニスで18日、武装集団が国会議事堂や国立バルドー博物館を襲撃し、内務省などによると、スペイン人、ドイツ人、イタリア人などの観光客ら19人が死亡した。その後、博物館に立てこもった武装集団との銃撃戦で、治安部隊の1人が命を落とした。
博物館には一時、多数の観光客が取り残され、一部が人質になったが、その後の治安部隊による救出作戦で全員が解放された。治安部隊は作戦の際、武装集団の少なくとも2人を殺害した。
バルドー博物館はモザイク画で世界的に有名で、チュニスの主要な観光地となっている。在チュニジア日本大使館は、日本人が事件に巻き込まれていないか確認を急いでいる。
事件発生時、数百人が国会と博物館が隣接する敷地内にいた。地元テレビの映像では、敷地に入った治安要員が銃を構える中、大勢の人々が走って外に脱出する場面が映し出された。
武装集団の正体は不明。チュニジアではこれまでに過激派組織「イスラム国」に共鳴する若者ら数千人が、同組織が活動するシリアなどに渡航した。

日本がバブル景気に踊っていた時代に登場し、当時の「この味が、ビールの流れを変えた。」のキャッチコピー通りビールの存在理由そのものを変化させてしまったアサヒの「スーパードライ」。その春限定の特装バージョンが『アサヒスーパードライ スペシャルパッケージ』(350ml/500ml・オープン価格・2015年2月24日発売)。購入時にはご注意頂きたいが、中身は通常品と同じである。
今では「ドライビール」というのは当たり前の単語になってしまったが、「ビール=ドライ」の公式を世の中に提示したのはアサヒ。1980年代アサヒビールは低迷、キリンとサッポロが日本のビールとしてほぼ市場を独占している状態だった(サントリーはビールメーカーとしては「MALTS」発売までは認知度が低かった)。
ドライ以前のビールのイメージは「苦いもの」であり、甘みとともに濃い方が本格派であるというビールの本場ドイツの伝統を受け継いだものだった。確かに酒としてビールの味そのものを味わうには適していたが、食中酒としてはメニューを選ぶものであり、日本の食文化に必ずしも100%マッチしていなかったという現実があった。
しかし時はバブル景気の真っ只中。たくさんの飲食店が街に軒を連ね、いわゆる”飲み会”が頻繁に行われるようになった時代である。連夜のように繁華街に繰り出して、様々なジャンルの料理店で酒杯を交わす機会も今とは比べようもないほど多かった。
そうした食生活を含むライフスタイルの変化を元に、コク・キレ・辛口に重点を置いて開発されたのが「スーパードライ」。ただ登場初期の1987年、ビール愛好家には「味が薄い」「こんなのビールじゃない」と総スカンを食らうほど嫌われたのも事実。つまりそれまでのビールの印象とは明らかに異質なものとして登場したのである。
しかしそんなビール通の思惑とは裏腹に大ヒットしたのも事実。それ以前にライトな飲み口のバドワイザー、ハイネケン、コロナなどの苦味控えめの輸入ビールが一部で受け入れられていた背景もありつつ、苦味と甘さを控えてアルコール度数を高めたキレ重視の「スーパードライ」は何よりもビール臭くないことによってビール嫌いの人々も取り込みつつ、ほとんどあらゆる種類のジャンルの料理に合う食中酒として一気に普及したのである。
消費者の思惑ももちろん大きかったが、そこにプラスされたのは飲食店の思惑。つまりドライでキレの鋭い「スーパードライ」は料理ジャンルを選ばない。…