社会そのほか速
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公安調査庁は17日午前、東京都杉並区にあるオウム真理教の主流派「Aleph(アレフ)」の施設に対し、団体規制法に基づく立ち入り検査に入った。
午前9時過ぎ、同庁の調査官20人以上が検査に着手、教祖の松本智津夫死刑囚(60)の教団活動への影響などを調べた。
同施設への立ち入り検査は昨年8月以来。地下鉄サリン事件から20日で20年となるのを前に行われたが、アレフ側はなかなかドアを開けず、調査官が拡声機で「早く開けなさい」「検査拒否ですか」と声を張り上げる場面もあった。
JR西荻窪駅近くの地上3階地下1階建てで、「東京道場」と呼ばれる。首都圏の在家信者の指導拠点で、出家信者も10人ほどが住んでいるとされる。

2015年春闘は18日、電機や自動車など大手製造業の経営側が組合側の要求に一斉回答する集中回答日を迎える。17日には日産自動車が、賃金水準を底上げするベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分について5000円(昨年実績は3500円)とする方針を決定。大手製造業では最高額となる見通しだ。円安を背景にした業績回復や政府による賃上げ要請を受けて、昨年を上回るベア額で事実上決着した会社が目立つ中、今後は中小企業にこうした賃上げの動きがどの程度波及するかが注目される。
労使が18日午前から団体交渉を開催し、経営側が賃金改善を中心とした要求に対して正式回答をする。これまでに、同一歩調を取る電機業界で、日立製作所や東芝など大手の労使が「ベア3000円」で事実上決着。過去最高だった昨年の2000円を上回った。日産以外の自動車では、トヨタ自動車がベア4000円(昨年実績は2700円)で事実上決着している。【種市房子】

北陸新幹線金沢開業により、石川県内の観光地では、14、15日の週末2日間の人出が例年を大幅に上回ったことが、県の調べなどでわかった。
今週末も引き続き、首都圏から多くの観光客が来県するとみられる。
金沢駅構内の商業施設「金沢百番街」では、14日に新装オープンしたファッションエリア「リント」で、15日との両日で計約15万5000人が入館した。昨年7月に改装オープンした土産品売り場「あんと」では、両日とも4万人を超えた。普段の休日の2倍前後で、昨年8月のお盆に過去最高を記録した3万5000人を上回った。
スーパーなどが入る「くつろぎ館」を含めた金沢百番街全体の売り上げは1億100万円。1年間で最も書き入れ時の年初のバーゲン並みだった。
駅構内の観光案内所は、両日合わせて約7000人に対応。県によると、昨年同期の週末の4倍以上だった。
県金沢城・兼六園管理事務所によると、金沢城公園では14日に8700人、15日に1万2900人が来場。15日は、例年3月の土日祝日の平均(3300人)の4倍となった。兼六園は両日ともに8400~8500人が入場し、例年の平均(6000人)を大幅に上回った。
新幹線開業記念でライトアップを実施している夜間帯には、兼六園、金沢城公園に、それぞれ両日計4500人前後が訪れた。
金沢市武蔵地区の近江町市場は、両日合わせて計6万7000人が訪れた。通行量を調査した昨年10月に比べ、1・5倍だった。ただ、近江町市場商店街振興組合は「通り過ぎていく人が多く、足を止めて買ってもらう工夫が必要」と課題を挙げていた。
加賀市の山代温泉は、14日は全旅館がほぼ満室で、15日も平年を約2割上回る盛況ぶりだった。同温泉観光協会によると、2月から首都圏だけでなく関西からの予約が増え始め、今月はほぼ全日で平年を上回る予約状況という。同協会事務局は「関西からも増えたのはうれしい。北陸の特集番組やCMが増えた効果では」と話した。
輪島市の朝市も活況を呈し、同市朝市組合によると、15日の入り込み客は普段の休日の1・5倍となる約3000人。家族連れなどで屋台に人だかりができ、海産物が人気を集めていた。小林政則組合長は「さっそく新幹線効果が出ている。次の週末もいっぱいになるのでは」と声を弾ませた。
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CD・DVDの売り上げランキング「オリコンチャート」で知られるオリコン・リサーチが、音楽ランキングにおいてコンサートチケットとCDのセット販売の合算集計を取りやめると発表しました。適用は6月1日のデイリーランキング以降からとなります。
コンサートチケットとCDのセット販売とは、特典としてCDが付いてくるコンサートチケットなど、どちらかを特典として販売する形態のこと。CDが特典という形であってもチケットが売れた分だけ同ランキングでの売上枚数として計上されるため、人気グループ「EXILE」が導入するなど、記録を伸ばす手法として近年目立っていました。
同社は同手法の合算集計をやめる理由について、(1)チケットとセット販売されるCDの価格が市販の通常盤CDの価格と大きく離れてきたため合算集計する合理性がなくなっている、(2)実態としてコンサートチケットの付属品となっている、の2点を挙げています。
発表についてネットでは、「握手券や投票券の抱き合わせもこうすべき」「音源以外の要素を目的に買わせるようなもの全般がアウトにならなきゃ意味ないよな」など、合算集計の合理性を求めるなら音源以外を付属したCDすべてを対象外にするべき、という反応が数多く見られます。AKB48がよく封入している握手券など、「コンサートチケット」がどのような特典までを対象とするのか定義は明確にされていません(定義についてただいま同社に問い合わせ中)。
オリコンは2月にも「ミュージックカード」の合算集計の中止を発表。「ミュージックカード」もEXILEが2012年のベスト盤から度々導入してきた、オリコンでの売上枚数を伸ばす1つの手段でした。EXILEグループの手法がことごとく取りやめとなる事態に、ネットでは「エグザイルに何か恨みでもあるのかよ」「EXILEが潰された」などオリコンの偏向的な措置を疑う声も上がっています。

トヨタ自動車の株価が17日の東京株式市場で一時、8369円まで上昇し、約8年ぶりに上場来高値を更新した。従来の最高値は2007年2月27日につけた8350円。17日の終値は前日比58円高の8338円だった。
トヨタは15年3月期の連結営業利益が2兆7000億円と過去最高を更新する見込み。今春闘が比較可能な02年以降で最高となる4000円のベースアップで事実上妥結したことも、好業績の反映として市場で好感されたとみられる。
トヨタの株価は、世界販売台数が937万台と当時の過去最高を記録した07年に上場来高値を更新。その後はリーマン・ショックや大規模リコール(回収・無償修理)問題、円高、東日本大震災などが影響して業績とともに株価も低迷し、11年11月には2300円台に落ち込んだ。
営業利益が5期ぶりに1兆円の大台に乗せた13年3月期から株価も回復基調に転じた。デンソーやアイシン精機などグループ各社がからむ大規模な事業再編に着手した昨秋には7000円を突破。今月、専務役員らに権限を集め、副社長は中長期の視点で意思決定を担うことなどを柱とした新体制を発表して以降、株価上昇に拍車がかかっていた。【和田憲二】