社会そのほか速
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自民党の三原じゅん子参院議員が、国会質疑で「八紘一宇」というスローガンを「日本が建国以来大切にしてきた価値観」として紹介し、波紋が広がっている。この言葉は、元々は「世界を一つの家とすること」という意味で登場する。だが、それが派生する形で「侵略を正当化するために使われたスローガン」だと受け止められることも多い。
早くも韓国では、「侵略戦争のスローガンを礼賛」などと批判が出ている。
■元々の意味は「全世界を一つの家にする」
三原氏は2015年3月16日の参院予算委員会で、アマゾンをはじめとする多国籍企業の課税回避の問題について質問する中で、
「そもそも、この租税回避問題というのは、その背景にあるグローバル資本主義の光と影の、影の部分に、もう私たちは目を背け続けることはできないのではないか」
と問題提起。その後、「八紘一宇」という単語を持ち出した。
「そこで、今日、皆様方にご紹介したいのが、日本が建国以来大切にしてきた価値観『八紘一宇』」
「八紘一宇」とは、日本書紀の文言をもとに戦前の宗教家、田中智学が1913年に使い出した言葉だ。「八紘=8つの方角=全世界」「宇=家」を意味し、「全世界を一つの家にする」という意味だが、三原氏は「昭和13(1938)年に書かれた『建国』という書物」から引用しながら、こう説明した。
「八紘一宇とは、世界が一家族のように睦(むつ)み合うこと。一宇、すなわち一家の秩序は一番強い家長が弱い家族を搾取するのではない。一番強い者が弱い者のために働いてやる制度が家である。これは国際秩序の根本原理をお示しになったものであろう。現在までの国際秩序は弱肉強食である。強い国が弱い国を搾取する。力によって無理を通す。強い国はびこって弱い民族を虐げている。世界中で一番強い国が、弱い国、弱い民族のために働いてやる制度が出来た時、初めて世界は平和になる」
次ページは:「麻生大臣!この考えに対して、いかがお考えになるか」 前へ12次へ2ページ中1ページ目を表示

農林水産省は、今後10年間の食料自給率の目標を従来の50%から45%に引き下げるなどとした農業政策の基本方針案を専門家会議に提示しました。
17日提示された基本方針案では、カロリーがベースの食料自給率について、5年後に50%まで引き上げるとしていた目標を、10年後に45%まで引き上げる目標に変更しました。直近の自給率は4年連続で39%となっていて、現実的な目標に修正した格好です。政府が食料自給率の目標を引き下げるのは初めてです。
また、カロリーが低くても市場価値の高い作物を重視する狙いもあり、現在65%となっている生産額ベースの自給率については、これまで70%だった目標を73%まで引き上げました。さらに、農水省は、現在の農地や農家でどれだけの食料が生産できるかを示す「食料自給力」の指標も初めて公表するなど、カロリーベースの自給率を最大目標とする政策から転換を図ろうとしています。(17日15:02)

これが大人だ!
「ウォーリーを探せ」って絵本、覚えてますか? そう、このごちゃごちゃした人混みから赤と白のボーダーの服を着たウォーリーを探し出すゲーム。子どものころ必死で探した覚えがあります。でも見つけられないときって、ほんとに見つからないんですよね…。試しに今すぐ探してみてください。上の画像のウォーリー、いました?
「…ま、気長に探すしかないよね~」で許されるのは子どものときだけです。そう、大人というものは、短時間で効率的に結果を出すことが求められます。それはウォーリーを探すことだって同じなのです。
ではウォーリーのいる場所には、規則性があるのでしょうか。実はSlateが、シリーズ7冊中68カ所のウォーリーの居場所をリストアップしています。それがこちら。
…あまり規則性は見えてこないですね。強いて言えば、真ん中よりちょっと上と下にそれぞれ、なんとなく集まっているくらい。でもまだ結論づけるのは早いです。このデータを元に、コンピュータサイエンスの大学院生Randal S. Olsonさんがさらなる分析を加えました。
彼は先ほどのウォーリーの位置を座標化し、カーネル密度推定(全体の一部のデータから、データが存在しないその他の部分を推定する方法)を用いてウォーリーの存在確率を算出しました。そして以下のことがわかったそうです。
● ウォーリーはほとんど左上エリアには現れない
● ウォーリーが端のほうにいることはめったにない
● ウォーリーは右ページの下にいたことはない
でもこれだけじゃ、勝率は低い。そこで、Olsonさんはこの68個の点をどの順番でたどっていけばもっとも早くウォーリーを見つけられるのか計算しました。ただこの68個もの点を最短で回るルートを総当たり計算するには、あまりにデータが膨大すぎて国家プロジェクトレベル。そこで遺伝的アルゴリズム、生物の遺伝をモデルにしたアルゴリズムで代用することにしました。
生物の世界では環境に適応した集団が生き残ります。そして時には突然変異や交配など、ランダムにイベントが発生します。これをアルゴリズムにしたものが遺伝的アルゴリズム。多くの組合わせ(集団)の中から、環境に適応した、つまり最適解のみが残るというわけです。
そして導き出された最終的なウォーリーを探す合理的な方法がこれ。
1. 探すときは左下から始める(もし左下にいなければ、おそらく左ページにはいない)
2. 次に右上を見る(ここにいる可能性が高い)
3. そして右下の右半分を探す(右下の左半分も)
結果の図表はOlsonさんのブログでどうぞ! ちなみにこの研究結果は、かなり効果があるものだったそうで、ほとんどの絵本で10秒以内にウォーリーを見つけられたんだとか。…

架空の業務を発注し、東京大などから研究費約2100万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた同大政策ビジョン研究センターの元教授秋山昌範被告(57)の初公判が17日、東京地裁(稗田雅洋裁判長)であった。秋山被告は「私は無罪です」と起訴内容を否認した。
検察側は冒頭陳述で、秋山被告が実質経営する会社の運転資金に充てるため、自身が関与する研究事業について、業務受注の事実はないのに関係会社に虚偽の請求書などを作成させ、研究費を大学側から詐取したと指摘した。
弁護側も冒頭陳述を行い、被告が実質経営する会社と関係会社が協力して事業を実施し、成果として医療情報システムが完成したと主張。高い評価を得ており、業務に実体はあったと訴えた。

カナリアは鳴き声が美しい鳥としても知られています。空気の変化に敏感で、有毒ガスが発生するとすぐに死んでしまいます。昔は炭鉱で働く人がガスを察知するために連れて歩いたそうです。つまり、命と引き換えに人間に危機を知らせてくれた鳥です。実は20年前のオウム真理教をめぐる事件の捜査でも、捜索隊の先頭を切っていたのは、カナリアでした。
地下鉄サリン事件が起きた2日後の1995年3月22日。警視庁は、山梨県上九一色村のオウム真理教の拠点を一斉捜索しました。ガスマスクをつけた機動隊員が手にしていたのは「カナリア」。
「サリン製造工場」第7サティアンの捜索にもカナリアが参加。このときカナリアを持っていた機動隊員が、初めてカメラの前で語りました。
「私は手にカナリアを持って入っていたので、一番先頭で入っていったと記憶している」(警視庁第三機動隊・遠塚章弘警部補)
なぜ、カナリアだったのでしょうか
「毒物に敏感なので、一緒に入ればすぐに反応してくれる 」(警視庁第三機動隊・遠塚章弘警部補)
カナリアやメジロは汚染された空気に敏感で、炭鉱などでガス漏れを調べるのに使われた歴史があります。地下鉄にまかれたサリンは異臭がしましたが、本来、サリンは「無臭」。毒ガスを”検知”するため自衛隊のアドバイスを聞き、カナリアが選ばれたのです。
捜索直前、「学校で飼育するため」と目的を隠して都内のペットショップなどからおよそ20羽が買い集められました。そして、迎えた捜索当日。
「『しっかり頼むよ』と『お前任せたからね』と」(警視庁第三機動隊・遠塚章弘警部補)
カナリアは、2日間活動したあと2日間休むペースで捜索の先頭に立ち続けました。
「本当に終始おとなしい状態で」(警視庁第三機動隊・遠塚章弘警部補)
その後、カナリアはどうなったのでしょうか。東京・目黒区にある第三機動隊。捜索が行われた年の7月、つがいのカナリアから1羽のひなが生まれました。その名前は・・・。
「『ピース』という名前をつけた。平和の意味をこめてつけた」(警視庁第三機動隊・遠塚章弘警部補)
平和を願ってつけられた「ピース」という名前。隊員の心の支えになったと言います。カナリアは、それぞれの機動隊に大切に育てられました。
今月、警視庁が行ったサリンによるテロを想定した訓練。隊員の手にはカナリアではなく、最新式の「ガス検知器」が握られていました。…