社会そのほか速
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「巨大地震を『忘れない』そして『備える』」と題したパネル展が10日、東員町のイオンモール東員で始まった。
東日本大震災の記憶を風化させず、教訓を生かそうと、国土交通省中部地方整備局が企画した。
会場には、「3・11」後、救援・救命ルートを一日でも早く確保しようと、道路や橋を修復した同省東北地方整備局の取り組みや、南海トラフ巨大地震の被害想定、事前の備えなどを紹介するパネル52枚が並ぶ。
また、津波に襲われた宮城県の小学校に残された楽器や、ねじ曲がった道路標識なども展示してあり、買い物客らがショッピングの合間に熱心に眺めていた。15日まで。

北陸新幹線開業を前に、県は今月から、富山の「食」の魅力を生かした観光誘客戦略として、「富山湾鮨(ずし)」「とやまのおいしい朝ごはん」に続く第3弾の「とやまの山幸(やまさち)」キャンペーンを始めた。山菜や川魚、狩猟で捕獲された野生鳥獣の肉を使った「ジビエ」などの料理で富山の新たな魅力をPRする。
キャンペーンには、富山市や南砺市などの県内のフランス料理店や和食店など8店舗が参加。料理のメニューは各店ごとに異なり、仕入れた食材や季節によっても変わる。2月に開かれた試食会では、南砺市の干し柿、富山市大山地区のイノシシ肉を使ったフランス料理などが披露された。
キャンペーンでは、参加店の共通ルールとして、〈1〉県内の山の幸を使った1万円以上のコース料理〈2〉煮物や炊き込みご飯など「多喜(たき)込み」(炊き込み)料理を1品含める〈3〉山の幸の産地をお品書きに記す〈4〉各店独自のおもてなしをする――などの条件を設けた。「各店独自のおもてなし」では、タケノコ掘りやカモ猟の見学、温泉の無料利用など各店が趣向を凝らしたサービスを提供する。
県観光課は「海の幸だけでなく、山の幸も豊富な県内の食の魅力を広めたい」としている。

大和野菜など県産の食材を使った料理を提供する県のキッチンカー「大和のキッチン」が完成し、10日、県庁前で初めて披露された。町おこしイベントへの参加や県庁前での営業で県内の農産品をPRする。
キッチンカーは軽トラックを改造。車体後部と右側が大きく開閉できるようにした。ガスコンロやオーブンレンジ、冷蔵庫などを備え、運営委託した県内の飲食店主ら9人でつくる「NPO法人テロワール」のシェフが乗り込んで調理する。
大和のキッチンの名称は公募で決定。車体を飾るキュウリやニンジンのデザインは、宇陀市立榛原西小の児童約10人が描いた野菜のイラストを採用した。
4月以降、県庁前に駐車し、週2日程度、観光客に弁当や軽食などを販売予定。県南部東部振興課の担当者は「県南部や東部の食材も活用しながらおいしい料理を提供し、奈良のにぎわい作りにつなげたい」と話した。

東日本大震災の被災地の食品を食べて復興を応援しようと、中津川市千旦林の観光施設「ちこり村」に東北の名産を集めた「東北グルメを食べて応援しよう!」コーナーが設けられ、観光客らの人気を集めている。
農林水産省の「食べて応援しよう」事業の一環で行われた商談会にちこり村担当者が出席。商談会で会った岩手、宮城、福島県の生産者らと話し合い、売り場を設置することになった。
ビーフシチュー(宮城県、税込み860円)やヤマブドウのジュース(岩手県、同2600円)、ラーメン(福島県、同700円)など40種以上の食品を販売。5月には、東北の農園に実際に足を運んで現地を体験する企画も計画している。
同コーナーは5月の大型連休まで開催予定。ネットショップ「楽天市場」とタイアップし全国への発送も可能で、ちこり村では「東北の復興支援を行うと同時に、東北の魅力を中津川から発信していきたい」と話している。
問い合わせは、ちこり村(0573・62・1545、午前8時半~午後5時)。

◇「チーム存続に努力」
県バスケットボール協会は10日、男子バスケットボール(NBL)、和歌山トライアンズの経営を担う一般社団法人「プロバスケットボール運営委員会」を設立したと発表した。トライアンズは現在4勝33敗。西地区6チーム中5位と低迷している。新法人の代表理事には、県協会の小村文宏会長と永広敏之理事の2人が就いた。新しいトップ2人が記者会見に臨み、「この間、全国からトライアンズを残してくれ、という強いメッセージを受け取った。とにかくチームの存続に努力したい」と語った。
トライアンズは前運営会社が経営難に陥り、1月7日に活動を停止した後、県協会が運営を引き継いだ。NBLは協会に対し、安定的な運営のため、新法人の設立を求めていた。
県協会は、県内企業や個人からの資金援助を受け、活動を継続してきた。小村氏らによると、これまでスポンサー収入や寄付ですでに約1500万円が集まっており、本拠地戦での入場料収入なども合わせれば、今季が終了する5月までに必要な活動費3000万円の確保にはめどが立っているという。
現在、国内のバスケットボール界は、国際バスケ連盟(FIBA)からの要請を受け、NBLともう一つの団体である「bjリーグ」を統合した新リーグ設立に向けた準備が進められている。
こうしたことを踏まえ、永広氏は「(再編後の)トップリーグに残ることにはこだわらず、たとえ下部のリーグであったとしてもトライアンズを存続させたい」と述べた。