社会そのほか速
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徳島市の観光資源である阿波おどりを身につけ、県内外に魅力を発信してもらおうと、市に今年度採用された新人職員が9日、研修の一環で阿波おどりを体験した。
踊りの歴史などを学んだ後、有名連に所属する先輩職員と市のイメージアップキャラクター「トクシィ」に教わりながら練習。「右手が出たら、右足を前に」「腰でリズムを取って」などとアドバイスを受け、楽しみながら汗を流していた。
阿波おどりを踊ったのは初めてだという尻池華香さん(23)は「足の運び方が思ったよりも難しく、苦労した。いつかは本番でも踊れるよう、少しずつうまくなりたい」と話していた。
参加した65人のうち、未経験者は6人。8月の本番で踊った経験がある職員は11人だった。

志賀町上棚(うわだな)の来入寺(らいにゅうじ)で、ミズバショウが見頃を迎えている。
ミズバショウはサトイモ科の多年草で山地の湿原などに生える。白い花のように見えるのは、つぼみを包む「苞(ほう)」で、苞の中央にある緑色の円柱状の部分が花にあたる。同寺には約1000株のミズバショウがあり、今年は例年より1週間ほど早い3月末から純白の苞が開き始めた。今月いっぱいは楽しめるという。

奈良県や京都市の寺社などで、油のような液体がかけられたとみられるシミが相次いで見つかった事件を受け、県警は9日から寺社の巡回強化に乗り出した。
岩出署では、署員4人が岩出市の根来寺や紀の川市の粉河寺を訪れ、建物をチェック、異常がないことを確認した。生活安全刑事課の蔭地清治巡査部長(32)は「いつどの寺社が標的になるかわからない。巡回の回数を増やしたい」と話した。
根来寺僧侶の西川隆規さん(46)は「被害にあった奈良県の寺社からそれほど離れておらず、他人事ではない。職員一丸で警備にあたりたい」と気を引き締めていた。
開創1200年記念大法会が行われている高野町の高野山では、橋本署や高野幹部交番の警官が警戒にあたった。人通りが少ない夜間の巡回を特に強化する。
県教委によると、9日午後5時現在、県内の寺社でシミが見つかったという報告はないという。

◇高取・長円禅寺 子規の子孫講演
釈迦の誕生日とされる8日、県内の寺社では、お祝いの法要「花まつり」が営まれた。
高取町出身の俳人・阿波野青畝(せいほ)の墓や句碑がある同町の長円禅寺では、法要の後、俳人・正岡子規の子孫、明さんが講演した。
明さんは、子規が奈良市の東大寺近くにあった旅館に泊まって柿を食べていた際、鐘の音を聞いたことが、代表句「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」につながったとの説を披露した。
さらに寝たきりになっても創作を続けた晩年を紹介し、「子規は『病気を楽しむ境地にならなければ病人ではない』と言うほどのプラス思考だった。この明るさを浸透させて、元気に人生を送ってほしい」と呼びかけた。
明さんの妻で、ソプラノ歌手の祐子さんによるコンサートもあり、本堂に響く高らかな歌声に、約110人の参拝者が聞き入った。
柳塘(りゅうとう)正勝住職は「お釈迦さまの誕生日を華やかに祝えてよかった」と話した。
奈良市の東大寺や興福寺などでも、釈迦の誕生仏に甘茶をかけたり、法要を行ったりして、その遺徳をたたえた。

◇理解 推進に必要
◇批判 周知足りず
今津町に市庁舎を新築するか、新旭町の暫定庁舎の増改築で済ませるかを問う高島市の住民投票(12日投開票)の説明会が8、9両日に市内6か所で行われた。「整備を進めるには必要」と理解を示す意見がある一方、県議選との同時実施で活動が制限されることや周知期間の短さを批判する声も聞かれた。(宮明敬)
住民投票は3月27日に市議会が条例案を可決し、県議選と同じ3日に告示。各家庭には、それぞれの案を支持する市議らの個人名でビラが配られているが、住民投票の実施そのものに反対を訴えるビラもあった。
今津町から新旭町への庁舎位置変更の条例改正案が市議会で2度否決されたことを受けて実施が決まり、1週間後に告示された経緯だけでなく、二者択一を迫るのがおかしい、との主張だ。
8日夜に行われた住民説明会でも、実施そのものに対する疑問が出た。今津案支持派の牙城である今津町では、市の説明者に対し、財政的な理由から新旭案を進めてきた福井正明市長の出席を求める声が噴出。
「住民投票の仕方を説明する前に、こうなった経緯を説明すべきだ」「提案から投票まで3か月くらいおくのが常識」といった反発が相次いだ。
県議選との同時実施で経費が節減されるメリットもあるが、マキノ町でも「拙速」などの声があったという。
ただ、同時実施で住民団体などの運動が限られることに対しての反発は根強い。
今津案支持派の中心となる「合併協定書を守る市民の会」の山口武会長は「新旭案支持も少なくないだろうが、反論など何の運動もできないのが悔しい」と語り、同会の市川清事務局長も「高島市は一つになる機会を失った」と声を震わせた。
福井市長には、住民投票で明確な民意が示されても、新市の一体感醸成のため、慎重なかじ取りが求められることになりそうだ。