社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
東京都豊島区は23日、区立公園「池袋本町電車の見える公園」で、1時間あたり最大480マイクロシーベルトの放射線量を測定した、と発表した。福島第一原発事故で、国が避難の目安とするのは年間20ミリシーベルト。40時間余り居続けると達する計算になる。
最大値が測定されたのは、二つの滑り台が組み合わさった遊具がある地表部分。ただ、そこから数メートル離れた滑り台の先端は0・07マイクロシーベルトに下がるという。地中に何らかの発生源がある可能性が高く、同区は遊具周辺をフェンスで囲み、公園への立ち入りを当面禁止した。
同日の調査に立ち会った原子力規制庁は、「線量が高い範囲は狭く、長い時間立ち止まるような場所ではないため、普通に遊んでいる場合であれば人体に影響はない」としている。
京都府亀岡市で集団登校中の児童らに軽乗用車が突っ込み、3人が死亡、7人が重軽傷を負った事故は23日、発生から3年となった。事故現場や登校先の安詳小では、遺族や児童が犠牲者の冥福を祈った。
午前8時ごろ、同市篠町篠の現場で遺族が法要を営んだ。亡くなった横山奈緒さん=当時(8)=の父博史さん(40)は、奈緒さんと同学年になった長男蒼太君(8)らと花束を供え、「娘の成長は3年前で止まったままと痛感した。『弟たちを見守ってあげて』とお願いした」と話した。
妹の小谷真緒さん=当時(7)=を亡くし、自身も負傷した愛奈さん(11)は「3年間が長かったか短かったか分からない」とつぶやき、「手を合わせている時、真緒ちゃんの顔が浮かんだ。さみしそうで、悲しくなった」と打ち明けた。
現場そばの安詳小では、全校集会があり、冒頭で児童たちが30秒間黙とうした。亀谷陽三校長は「子どもたちの心の中が心配になる時は今もある。これからも命の大切さを伝えていきたい」と話した。
事故は2012年4月23日午前8時ごろ発生し、横山さんと小谷さんのほか、松村幸姫さん=当時(26)=も亡くなった。無免許運転で事故を起こした元少年(21)ら6人が逮捕され、起訴された3人の有罪が確定。3人が保護処分となった。遺族らの活動が無免許運転などの罰則強化につながった。
東京都杉並区の青梅街道で22日、俳優の萩原流行(ながれ)(本名・萩原光男)さん(62)が死亡した事故で、警視庁交通捜査課は23日、萩原さんのオートバイが転倒後、高井戸署の護送車に接触していたと発表した。同課は護送車を運転していた男性警部補(55)らから自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聴いている。
【第一報】萩原流行さん バイク事故で死亡
同課によると現場は片側3車線の直線。一番左側の車線を進行していた護送車が、駐車車両を避けようと中央に車線変更した後、中央車線後方を走っていた萩原さんのオートバイが何らかの原因で転倒して護送車に接触。萩原さんは右側の車線に投げ出され、後続の乗用車にひかれたとみられる。萩原さんが護送車を避けようとして転倒した可能性については「捜査中」としている。
護送車には運転手の警部補と署員2人、容疑者1人の計4人が乗っていた。警部補は「車線変更後、ドンと何かが転倒するような音が聞こえた。バイクに当たった感覚はなかった」と話しているという。【林奈緒美】
動画投稿サイト「FC2動画」で性行為のライブ配信に関与したとして、京都府警などの合同捜査本部は23日、公然わいせつの疑いで、大阪市北区中之島のインターネット関連会社「ホームページシステム」代表、足立真容疑者(39)=大阪市天王寺区清水谷町=に加え、同社の元社長で相談役、高橋人文(ともん)容疑者(38)=同市福島区福島=についても逮捕した。
京都府警によると足立容疑者は「間違いです」、高橋容疑者は「事実とは違う」といずれも容疑を否認している。海外に拠点を置く動画投稿サイトの運営側の摘発は全国初という。
捜査関係者によると、高橋容疑者は、FC2の創業者の実弟。
FC2は米国・ラスベガスに本社があるとされ、外国語でのサービスも展開しているが、日本語のページのみに広告が表示されることなどから、日本向けに運営している会社が存在する可能性が高まり、ホームページシステムが浮上した。
その後の捜査で捜査本部は、日本国内では実質的に同社がFC2を運営していたとの疑いを強め、昨年9月、公然わいせつ幇助(ほうじょ)容疑で同社などを家宅捜索。押収資料の精査などを通じて運営への関与を裏付け、2人の逮捕に踏み切った。
長野県上田市の千曲川河川敷に無許可で石像を建てたとして、上田署は22日、近くに住むアルバイトの男(55)を河川法違反(工作物の無許可新築)の疑いで長野地検上田支部に書類送検した。
石とセメントでできた像は、作者不明のまま、何年にもわたって手が加えられ続けたことが謎を呼び、見物人も訪れる場所となっていた。男は「幼い頃から工作が好きで、趣味が高じてやってしまった」と話しているという。
発表によると、男は今年3月上旬、国の許可を受けず、高さ約2メートルの石像の敷石として新たに石1個を置いた疑い。
石像は、男性の胸像で、顔の直径は1・2メートルにも及ぶ。
河川を管理する千曲川河川事務所は2011年4月、無許可で石像が設置されているのに気付き、日中や夜間にパトロールを行って監視したが、誰がつくったのか特定できなかった。13年12月には像の撤去を求める看板を設置したが、その間も像に手が加えられ続けたため、今年2月、上田署に通報した。
男は「昼は人がいて集中できない」と、夜間に1人で制作したと説明。石像については「オリジナルのキャラクターで、まねして作ったものではない」と話しているという。
河川事務所は近く、石像を撤去する予定。