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[マドリード 14日 ロイター] – サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は14日、各地で準々決勝の第1戦を行い、レアル・マドリードとアトレチコ・マドリード(ともにスペイン)のマドリードダービーは0─0の引き分けに終わった。
今シーズン6回目の対戦となり、通算260回目の顔合わせとなった両者の対決は、レアルが主導権を握ったものの、アトレチコも粘り強い守備で対応。ガレス・ベイル、クリスティアノ・ロナルド、ハメス・ロドリゲスらの放った決定的なシュートをGKヤン・オブラクがことごとくセーブし、アトレチコはホームで勝ち点1を手にした。
オブラクはスペインのテレビ局RTVEのインタビューで「とてもうれしい。今日は一生懸命戦ったし、本当に厳しい試合だったけど、生き残れた」と語った。
もう1試合では、ホームのユベントス(イタリア)がアルトゥロ・ビダルのPKでモナコ(フランス)に先勝した。
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[クアラルンプール 14日 ロイター] – サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の組み合わせ抽選会が14日、クアラルンプールで行われ、日本はE組でシリア、アフガニスタン、シンガポール、カンボジアと対戦することになった。
アジア・カップ王者のオーストラリアはヨルダン、タジキスタン、キルギスタン、バングラデシュとB組に。同大会準優勝の韓国はレバノン、ミャンマー、クウェート、ラオスとG組に入った。
2次予選は今年6月から来年3月にかけて行われ、各組上位1チームと、各組2位の8チームのうち上位4チームが次のステージへと進む。同予選はアジア・カップ予選も兼ねている。
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巨人は15日、原辰徳監督がインフルエンザ(B型)を発症し、当面自宅で静養すると発表した。14日の夜に発熱などの症状を訴え、都内の医療機関で診察を受けた。
復帰までの間は、川相ヘッドコーチが監督代行を務める。原監督は「チームに迷惑をかけますが、しっかりとインフルエンザを治し、万全の体調でチームに戻りたいと思います」とコメントした。
巨人では9日に川相ヘッドコーチがインフルエンザを発症。14日に復帰したばかり。
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝ファーストレグが14日に行われ、アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードが対戦した。
昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝の再現となった同試合。その時はレアル・マドリードが、アトレティコ・マドリードを倒して“ラ・デシマ”(10度目の欧州制覇)を達成していた。しかし、今シーズンに行われた公式戦6試合のダービー戦で、アトレティコ・マドリードが4勝2分と圧勝。今試合が行われるアトレティコ・マドリードのホーム、ビセンテ・カルデロンで、レアル・マドリードは得点を奪えず3戦全敗している。
試合はレアルが最初のビッグチャンスを迎える。4分、ディエゴ・ゴディンのクリアミスから、ガレス・ベイルがペナルティエリア内に抜け出して、GKとの1体1を迎えるも、シュートはGKヤン・オブラクの好反応に阻まれた。その後は、両チームが激しい攻防を見せ、決定的なチャンスは訪れない。しかし前半終盤に向けてレアルが攻勢に出る。
36分、CKのクリアボールをエリア手前中央のハメス・ロドリゲスが左足のアウトサイドキックでシュートを放つと、ゴール右隅に飛ぶがオブラクが弾き出した。一方のアトレティコは直後の37分、セルヒオ・ラモスのパスをガビがカットし、そのボールを受けたアントワーヌ・グリエスマンがエリア手前で反転してシュートを放つが、GKイケル・カシージャスがキャッチした。
43分にレアルは相手のCKからカウンターを仕掛ける。こぼれ球を拾ったラファエル・ヴァランが自陣から、右サイドを一気に駆け上がり、中央へクロスを送る。エリア内左でボールを受けたカリム・ベンゼマがさらに中央へパスを出すが、これは相手DFがカット。こぼれ球を拾ったJ・ロドリゲスが深いところまで侵入しシュートを放つが、またもオブラクに阻まれた。
前半は両チームともに得点は奪えずスコアレスドローで折り返す。
後半は両チーム譲らず拮抗を見せ、決定的なチャンスが生まれないまま時間がすぎる。レアルは86分、CKからのこぼれ球にモドリッチがハーフボレーを放つが、シュートはクロスバー上に外れる。88分にアトレティコは左CKからゴディンが頭で合わせるが、枠をとらえられない。89分には、CKの流れからゴール前でマリオ・スアレスがバイシクルシュートを放つが、カシージャスがセーブ。直後にマリオ・マンジュキッチがエリア内左からシュートを放つが相手DFにブロックされた。
試合はこのままタイムアップを迎え、アトレティコとレアルの“マドリード・ダービー”は引き分けに終わった。
セカンドレグは、22日にレアル・マドリードのホームであるサンティアゴ・ベルナベウで行われる。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 0-0 レアル・マドリード
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝ファーストレグが14日に行われ、ユヴェントスとモナコが対戦した。
イタリア勢唯一のベスト8進出クラブとなったユヴェントス。今大会では2002-03シーズン以来の準決勝の舞台を目指し初戦を迎えた。先発メンバーには11日のリーグ戦を欠場したイタリア代表MFアンドレア・ピルロ、アルゼンチン代表FWカルロス・テベスらが名を連ねている。一方、敵地に乗り込んだモナコは、元ブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフがベンチスタート、主将の元フランス代表MFジェレミー・トゥラランがベンチ外となった。
互いに慎重に入った立ち上がり、最初にチャンスを作ったのはユヴェントスだった。5分、左サイドでパスを受けたパトリス・エヴラが中央に折り返すと、テベスが切れ込んでいシュートを放つが、ここはモナコGKダニエル・スバシッチが抑えた。
するとモナコが決定機を迎える。10分、アントニー・マルシャルが左サイドを突破すると、折り返しのボールをヤニック・フェレイラ・カラスコがフリーで合わせたが、ここはGKジャンルイジ・ブッフォンが懸命の守りで得点を許さない。
すると、徐々に押し込まれていたユヴェントスにも絶好機が訪れる。27分、左サイドでロベルト・ペレイラからのリターンを受けたクラウディオ・マルキージオが右足でクロスを供給。ファーサイドのテベスがフリーになったが、右足で合わせたシュートは勢いなくスバシッチの正面だった。
続く44分、中盤でテベスがボールを持つと、裏を狙うアルトゥーロ・ビダルへアウトサイドパス。ビダルは落ち着いてトラップし、キーパーと一対一となるが、シュートはゴール右上に外れてしまった。スコアは動かず0-0で前半を折り返す。
後半立ち上がり、またしてもモナコが決定機を迎える。54分、カウンターからカラスコがロングボールを受けてドリブルで持ち上がると、パスを受けた途中出場のベルナルド・シウヴァがキーパーとの一対一になるが、ここはブッフォンが片手で弾き出した。
すると直後の57分、ピルロのロングボールから抜けだしたアルバロ・モラタがペナルティエリア内でリカルド・カルヴァーリョに倒され、ユヴェントスにPKが与えられる。これをキッカーのビダルがきっちりとゴール左上隅に決めて、大きな先制点を奪った。
同点に追い付きたいモナコは、71分にベルバトフを投入し反撃に出る。…