社会そのほか速
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○仙台育英(宮城)12−0神村学園(鹿児島)●
仙台育英のエース・佐藤世から2安打した。一回に甘く入った変化球を左前へ運び、三回は直球を中前へ。ともにカウントを追い込まれる前にとらえ、「注目の投手から打てて自信になる」と神村学園の木戸恵二右翼手(3年)。
背番号17だった前回大会では福知山成美(京都)との2回戦に左翼手で先発し、3打数無安打に終わった。苦い経験を無駄にせず、「最初から落ち着いてできた」と振り返る。
悔やまれるのが八回1死二、三塁の場面での守備。右翼への打球が風で戻され、捕球体勢に入りながら三塁走者を意識して落球。「慌ててしまった」と、さらに二塁へ悪送球した。チームはこの回だけで5失策6失点。守りの重要性を改めて思い知らされた。
昨秋の九州大会で4強入りしてつかんだ2年連続の甲子園の舞台は、明治神宮大会覇者に大敗。「最後まで集中力を持続すること」の大切さを学んだ。【武藤佳正】
大相撲春場所で34度目の優勝を遂げた横綱白鵬(30)が、千秋楽から一夜明けた23日、堺市内で記者会見し、支度部屋で報道陣の取材に無言を貫いた今場所を振り返り、「相撲だけに集中してやりたいと思った」と明かした。
1月の初場所後に審判を批判したことについては、「親方を通じて、北の湖理事長と話をしたうえで終わったこと」と述べ、発言直後に師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)が理事長から注意を受けて問題が決着したと強調。無言の理由について、「思いはたくさんあるけど、それが伝わらなかったから……」と、真意が一連の報道で伝わらなかったとの不満も口にした。
一方で最多優勝の回数を更新したことについては冗舌に対応。唯一の黒星を喫し、千秋楽まで優勝を争った照ノ富士について「強かったというか、重かった」と振り返り、「また(自分が)頑張れる原動力になる」と若手の台頭を喜んだ。
ハリルホジッチ新監督が就任したサッカーの日本代表が23日、大分市内で始動した。国際親善試合のチュニジア戦(27日・大分銀行ドーム)に向けての合宿初日は22日に所属クラブで試合があった選手が多かったこともあり、約25分間のランニングのみと軽いメニュー。新監督も選手と一緒に走り、詰めかけた約3千人のファンの声援に時折手を上げて応えた。
ハリルホジッチ監督は八百長関与疑惑で解任されたアギーレ氏の後任として、13日に日本代表監督に就任。本田(ACミラン)、宇佐美(G大阪)、永井(名古屋)らを選出し、2018年のワールドカップ(W杯)ロシア大会を目指すチームづくりに着手した。
31日には東京・味の素スタジアムでウズベキスタンとの国際親善試合に臨み、6月にはW杯アジア2次予選が始まる。〔共同〕
なでしこリーグの記者会見でポーズを取る各チームの監督と主将(23日、東京都文京区)=共同
28日に開幕するサッカー女子のプレナスなでしこリーグに参加する10チームの監督と主将が23日、東京都内で記者会見し、2連覇に挑む浦和の後藤主将は「より勝負強いチームになりたい。優勝を目指して、一丸となって挑戦していきたい」と意気込んだ。
2季前まで3連覇し、昨季は6位に沈んだINAC神戸は大野や鮫島、近賀ら日本代表勢を補強した。6月開幕の女子ワールドカップ(W杯)に選手を大量に送り込むことが予想される松田新監督は「経験がある選手も、まだ伸び幅がある。うまくなるためには日々のトレーニングが大事」と話した。
9月27日まで2回戦総当たりのレギュラーシリーズを行い、1~6位が年間優勝を争う上位リーグ、7~10位が残留を争う下位リーグに分かれてエキサイティングシリーズを戦う。〔共同〕
日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は23日、東京・両国国技館で定例会合を開き、大相撲春場所で2度目の6連覇となる34度目の優勝を果たした横綱白鵬について、守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)は「素晴らしい内容の優勝だ」と高く評価した。
白鵬が1月の初場所後に勝負判定の不満から審判部を批判した問題は横審で議題に上がらず、会合はわずか15分で終了。守屋委員長は「優勝インタビューで何かおわびを言ったように受け取れた。もちろん、そう思わないファンもいるだろうが、そろそろいいのではないかと思う」と述べた。
横審では13勝を挙げた新関脇照ノ富士に「ものすごく強い力士だ」と称賛の声が集まり、9勝が最高の日本人3大関に対しては相撲協会の北の湖理事長(元横綱)が席上で「せめて11、12勝程度は挙げてほしい」と奮起を促したという。〔共同〕