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秀建は4日、クックパッドとSUUMOによる調査に基づいた「理想のキッチン」のモデルルームを発表。26日には一般向け見学会を実施する。
「理想のキッチン」のモデルルームを発表
コンセント数を倍増
「理想のキッチン」は、2014年11月にクックパッドユーザー4,774名を対象とした「理想のキッチン調査」の結果を元に作られたもの。
「キッチンのレイアウト」については、回答者の82.5%が「オープンなキッチン」を希望したことから、「アイランドキッチン」を採用。「家族の様子を見ながら料理できる」「家族で一緒に使える」といった声に答える配置となった。
「アイランドキッチン」を採用
「調理する上での重視点」では、83.8%が「効率よく短時間で料理できること」と回答。「使用する家電の数に対してキッチン回りのコンセントが少なく、使用に際し電源を差し替えている」という意見に着目し、従来のコンセント数を倍増、家電を使える場所と台数制限を緩和した。
「自宅のキッチンについての不満」では、44.7%が「作業場のスペースがない」と回答。そこで、キッチンの脇に同じ高さのカウンターを設置し、作業やダイニングスペースとして使える設計に。カウンターは他の家具のレイアウトを限定しない可動式で、バーカウンターのような演出も可能。
また、レシピを見ながら料理をしたいという声を反映し、コンロとシンクの間にタブレット類やレシピ本を立てかけられるホルダーを設置。壁掛け式にすることで、カウンター上に置くよりも見やすく、油・水はねがしにくい使用となっている。
従来のコンセント数を倍増
両側から使えるL型シンクを採用
「キッチンスペースの広さ」については、57.4%が「2人以上でキッチンに立って作業することがある」と回答。「作業や歩行のスペースが狭くて作業効率が悪い」という声から、カウンター手前だけでなく対面から使えるL型シンク+水栓を設置。回り込まなくても2方向からシンクが使えることによって動線の混雑を解消した。さらに、「子供が調理を手伝う際の踏み台を置く場所がない」という声を元に、一番下の引き出し収納を踏み台として使えるような設計にし、子供が料理を手伝いやすいキッチンを実現した。
収納できる踏み台を設置
同物件は、26日10時~13時に一般向け見学会を開催予定(3月24日までに事前予約が必要)。場所は千葉県浦安市日の出3-4 ベイシティ新浦安B-201。
引っ越し侍は27日、「引っ越し時の荷造り」に関する調査結果を発表した。調査期間は2014年12月~2015年1月、対象は同サイトを利用し実際に引っ越しをした人。有効回答件数は2,888件。
9割が「自分で荷造り」を行う
「引っ越し時、荷造りは自分で行ったか」という問いに対し、94%が「自分で行った」と回答。引っ越し業者に依頼したという人は6%にとどまった。
「引越し時、荷造りは自分でおこなったか」
「自分で荷造りをした理由」は、「自分でできることはして、価格も安く抑えたかったから」(30代・女性)、「自分で整理することで、不要なものの処分や雑多な日常生活品の整理ができる」(20代・女性)、「プライバシー保護のため」(30代・女性)、「荷造りする量があまり多くなかったため」(40代・男性)であった。
「引っ越し業者に依頼した理由」は、「小さい子供がいる上に共働きで、荷造りの時間がないため」(30代・女性)、「できる限りは自分でやったけど、間に合わなかった分を頼んだ」(40代・女性)、「高齢のため、重い荷物を持ち運ぶことが難しかった」(60代以上・男性)などであった。
荷造り時のダンボールについて、「予想していた個数」と、「実際に必要となった個数」を尋ねたところ、「全体」「単身」「家族」いずれも、予想していたよりも実際の方が多くなる結果に。
「荷造り時のダンボール数」
「引っ越し業者さんからダンボールを頂くときに、こんなにいらないと思うと伝えたが、きっといりますよ! とすすめられてもらっていたので良かった!」(30代・女性)、「荷物や物が多すぎることが分かった。なかなか捨てられず多くなってしまった」(50代以上・男性)という声が寄せられた。
「荷造りにかかった日数」の全体平均は6.4日、「単身」は4.9日、「家族」は8.0日となった。単身引っ越しを男女別に見ると、女性は5.3日、男性は4.2日と、男性よりも女性の方が、約1日多くなった。
「荷造りにかかった日数」
不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクストは2月25日、「HOME’S」内の住宅トレンドニュースサイト「HOME’S PRESS(ホームズプレス)」にて、「HOME’S トランクルーム」の調査結果をもとにした「トランクルームに預けているものランキング」を発表した。
同調査は2月3日~4日、「トランクルームを現在利用している」「利用したことがある」と回答した20代~50代までの男女を対象に、インターネット調査にて実施。有効回答数は、480サンプルだった。
トランクルームに預けているものの1位は「家具」(40.8%)に
トランクルームに預けているものの1位は「家具」で、約4割に
トランクルーム利用者20~50代の男女480人を対象に調査した結果、トランクルームに預けているものの1位は「家具」(40.8%)となった。2位は「書籍や雑誌などの書籍類」(36.3%)、3位は「アウトドア・レジャー用品(スキー、スキューバダイビング、キャンプ道具など)」(34.8%)と続いた。サイズ的に大きなものや季節に応じたものが上位に入った。
また、トランクルームを借りたきっかけは、1位「荷物が入りきらなくなったこと」(39.8%)、2位「家の住み替え/引越し」(24.8%)、3位「部屋を整理したいと思ったこと」(20.0%)と、どこの家庭にもありうる事情から借り始めた人が多いことがわかった。
同じ趣味の持ち主などに入居者を絞った賃貸住宅が増えている。
ユニークな方向性を打ち出すことから「コンセプト(基本理念)型賃貸」とも呼ばれる。趣味のための共用設備があることが多く、入居者同士が交流しやすい点も魅力のようだ。
会社員の源藤司郎さん(31)は一昨年から、東京都江戸川区にあるペットの飼い主向けアパートで暮らす。8戸すべてが、犬や猫を飼っているか、近く飼う予定だ。
妻の和恵さん(32)と、2匹の小型犬を世話する。リビングには、においを軽減する換気扇のあるペット用トイレスペースがある。洗面所は、ペットを洗いやすいよう、洗い場が深くなっている。転居前は「ペット可」のアパートだったが、他の住人に気兼ねしていた。「ここでは住人同士、鳴き声などを気にせず過ごしています」
屋外の共用スペースにはベンチが置かれ、ペットとくつろいだり、他の住人と会話を楽しんだりできる。散歩帰りに使う共用の足洗い場もある。
アパートを施工した旭化成ホームズ(東京)は、ペットの飼育を前提とする賃貸物件を、首都圏で約300棟建築。約2000世帯が入居する。一般のアパートより、住人同士の交流が盛んな傾向があるという。
「シルバーストーン三軒茶屋」(東京都世田谷区)は、オートバイのライダー向け。築45年の女子学生会館を大規模改修した。
オートバイの駐車スペースを、屋内外で全戸分確保。1階のカフェには、オートバイ関連の雑誌が置かれ、住人同士が共通の話題で会話を楽しむ。一角にはオートバイを整備する工具類をそろえたスペースも。昨年3月から入居する中学教諭の男性(25)は「住人同士でツーリングに出かけることもあります」と話す。
ワイン愛好家のための物件が、「ワインアパートメント」(東京都渋谷区)。各戸にワインセラーを標準装備。地下には温度管理されたワイン貯蔵庫もある。週末にはソムリエが訪れ、ワインについて相談に応じてくれる。賃料は管理費などを含め月30万円近くかかるが、人気は高いという。
首都圏に8棟ある「ミュージション」は、音楽家が思い切り演奏できるよう設計されている。音楽スタジオ並みの遮音性能をもち、ピアノを部屋に搬入できる大型エレベーターを装備。打楽器を除く大半の楽器を演奏できる。
住宅ジャーナリストの山本久美子さんは「コンセプト型賃貸が増えているのは、空き家が首都圏でも急増し、賃貸物件でも住人が集まりにくくなっていることが背景にある」と話す。家主にとっては、コンセプトに合った人の入居を促し、長く住んでもらう効果が見込めるといい、今後はさらに広がる見通しだという。
「ただ、共用部分が充実していることなどから、家賃は周辺の相場よりやや高めな傾向。物件を探す際には、賃料に見合うだけの充実ぶりかをよく考えてください」と山本さんは話している。(田中左千夫)
高齢者の住まいは、その施設の種類によって、人員配置の定めが異なります。
また、高齢者の住まいは「病院」ではないため、医療行為は原則としてできません。しっかり理解しておきましょう。
1.介護施設は、要介護の入居者5人に対し介護職員1人の配置が義務付けられている。
2.有料老人ホームには必ず医師を1名以上配置しなければならない。
1の答え ×
人員配置は施設により異なる
特別養護老人ホームや介護付有料老人ホーム等は、「要介護入居者3人に対し介護職員1人」が配置基準です。住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の場合は、外部の訪問介護サービス等を利用するので、この基準は適用されません。ちなみに、介護職員は1人につき週40時間程度の勤務体制が一般的ですから、前述の配置基準に基づく体制が24時間続くわけではありません。
2の答え ×
有料老人ホーム内に医師の配置は不要
高齢者の住まいは病院ではないため、医師の配置は原則不要です(公的施設では必要な場合もあります)。ただし、有料老人ホームの場合、入居者の健康管理や体調が急変した場合に備え、協力医療機関の設置が必要です。サービス付き高齢者向け住宅などは、医療機関との連携までは求められておらず、事業者の任意となります。このように、施設の種類や特性により、医療体制が異なっています。
高齢者の住まいはどれも同じだと思っている人が少なくありませんが、その種類により規定内容が異なります。事業者によっては、任意で手厚いサービスを導入している場合もあり、一見しただけでは、施設ごとの差異はわかりづらくなっています。
同じように見えても、「介護サービスを目的とした施設」と、「住まいの提供に主軸を置いた施設」では考え方が異なります。前者では介護職員の配置が必須ですが、後者での介護サービスは他の機関や業者との連携で提供されるという考え方が基本です。
昨今は「看取り」への関心も高くなっています。施設は病院ではないため、看取りを行うには、在宅医療との連携が必須です。これも必要に応じて確認しておきましょう。
高齢期の暮らしを支えるにあたって、介護以外の要素にも目を向けておきましょう。例えば有料老人ホームの場合、別表のように生活全般をサポートするための多くの専門職員がいます。介護だけでなく、「自立を維持する」「少しでも心身を改善する」ための機能訓練の分野は、これからの高齢者の住まいに重要な役割を果たしていくのではないでしょうか。