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[ロンドン 9日 ロイター] – 9日の原油先物市場では、北海ブレントが1バレル=59ドルへ向けて下落している。ドル高や供給過剰が重しとなっている。
前週末の強い雇用統計を受けた利上げ観測を背景に、ドルは主要通貨に対し約11年ぶりの高値に上昇、ドル建てで取引される商品(コモディティ)の割高感が増している。
また世界的に原油供給が増加しており、中東情勢の緊迫化やリビア、イラクの減産リスクによる影響を相殺している。
1130GMT(日本時間午後8時30分)時点で、北海ブレント先物LCOc1は0.35ドル安の1バレル=59.38ドル。
米原油先物CLc1は0.05ドル高の同49.67ドル。
ゴールドマン・サックスのアナリストは、世界的な供給増を背景に、このところ戻し基調にあった原油相場は再び下落に向かい、米原油先物は40ドル程度まで値を下げるとの見方を示した。
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(台北 9日 中央社)昨年から今年始めにかけて鳥インフルエンザが流行した台湾で、新たなガチョウの飼育が追いつかず、今夏にもガチョウ肉が市場から消える恐れが出ている。
農業委員会動植物防疫検疫局によると、これまでに全台湾の養鵞場666カ所、約230万9000羽で鳥インフルエンザへの感染を確認。同委員会畜牧処では、遅くとも4月には被害を受けた動物などの新たな飼育計画を打ち出すとしているが、被害を受けた全ての養鵞場で飼育が再開されるまでには時間がかかるとみられている。
また、畜牧処では輸入ガチョウ肉の関税引き下げを検討しているが、先月には世界有数のガチョウ産出国として知られるハンガリーでもインフルエンザが発生。需要を満たせるだけの量を確保できるかは未知数だ。
農業委員会では今回の鳥インフルエンザ流行を受け、業者に対して防疫に関する講習への参加を求めており、感染の拡大防止に取り組みたいとしている。
(楊淑閔/編集:齊藤啓介)
【台北時事】台湾の行政院(内閣)は9日、7月7日〜10月25日にかけて抗日戦争勝利70周年の関連行事を実施すると発表した。9月2日に馬英九総統が出席する記念式典を開くほか、国際シンポジウムなど期間中にさまざまな行事を予定している。一部の立法委員(国会議員)が求めていた軍事パレードは行わない。
記念式典では、旧日本軍による南京事件で、人民の生命、財産を守ったとして、避難区をつくったドイツ人ビジネスマンのジョン・ラーベ氏ら外国人3人の表彰を予定している。
朴槿惠大統領の中東歴訪中にリッパート駐韓米大使の襲撃事件が起きたことを受け、9日付の韓国紙・中央日報は「大統領が外遊すると災いが起こる」と報じた。9日付で環球網が伝えた。
リッパート大使の襲撃事件は、朴大統領の就任後13回目の外遊中に起きた。13年5月の初外遊時には、オバマ大統領と打ち解けた雰囲気で成功を収めたが、当時の青瓦台(大統領府)報道官、尹昶重氏のセクハラ事件でせっかくの成果も台無しに。昨年6月の中央アジア歴訪時には、首相候補に挙がっていた文昌克氏が辞退。同9月のカナダ公式訪問時には、教育文化首席秘書官の宋光ヨン氏が出発当日に更迭された。蔡東旭・元検察総長の隠し子疑惑が浮上したのも13年11月のロシア訪問時である。
一方、外遊直後は朴大統領の支持率が上昇する。6日、3月第1週の支持率が発表され、前週比4ポイント増の37%だったことが分かった。中東歴訪の成果は明らかで、特に「外交、国際関係」に対する支持率は11ポイント増の20%となった。過去にも米国訪問時に6ポイント増、訪中時は9ポイント増、欧州歴訪時にも5ポイント増を記録している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
2015年3月9日、環球網は韓国メディアの報道を引用し、韓国では「朴槿恵(パク・クネ)大統領が外遊するとトラブルが起こる」といううわさが広まっていると伝えた。
【その他の写真】
韓国・中央日報は9日付の記事で、「マーク・リッパート駐韓米大使の襲撃事件も朴大統領の中東4カ国歴訪中に発生した」と指摘。韓国では「朴大統領の外遊中にはトラブルが起こる」という見方と、「外交成果によって支持率が上がる」という見方があると紹介している。
朴大統領の初の海外訪問は13年5月の訪米でオバマ米大統領と首脳会談を果たしたが、随行した尹昶重(ユン・チャンジュン)前大統領府報道官が在米韓国大使館の女性インターン職員に対するセクハラ疑惑で更迭される事件が発生。同11月のロシア訪問時には当時の検察総長の婚外子報道が流れた。
昨年6月の中央アジア訪問時には韓国の次期首相に指名されていた文昌克(ムン・チャングク)氏が指名辞退を表明。さらに9月にカナダを訪問した際は出国当日に大統領府教育文化首席秘書官が更迭となっている。その翌月のイタリア訪問時には与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表による「改憲論議の本格化」発言が論争を引き起こした。
記事は、朴大統領の外遊にトラブルは付き物と指摘する一方で、外遊後の支持率は上昇していると紹介。今月第1週の支持率は前の週より4ポイント上がり、朴大統領の外交に肯定的な人は11ポイントアップの20%に達した。これは中東訪問が奏功したとみられている。以前の訪米では6ポイント、訪中では9ポイント、欧州訪問では5ポイントそれぞれ支持率が上昇したという結果も出ている。(翻訳・編集/野谷)