社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
【カイロ時事】米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長は9日、イラクの首都バグダッドを訪問した。AFP通信が伝えた。アバディ首相らイラク政府指導部と会談し、過激派組織「イスラム国」から北部ティクリート奪還を目指すイラク政府軍の作戦について意見交換したとみられる。
作戦には、イランの影響下にあるイスラム教シーア派民兵部隊が参加し、政府軍を全面的に支援している。米国では、これがスンニ派主体のティクリート住民を刺激し、宗派間対立をあおりかねないと懸念する声が強い。
2015年3月7日、タイの仏教に基づいて行われる護符刺青(いれずみ)「サックヤン」で有名な寺院「ワット・バーンプラ」で、僧侶への感謝の儀式が開催された。
【その他の写真:ハヌマーン(サルの神)などが入り込み、暴れたり踊り出す。タイ人は護符刺青に魂が宿ると信じているが、この儀式でこういった現象が起こるから信じているのか、信じているからこの現象が起こるのかはわからない。】
この儀式はタイ国内にあるどの寺院でも年に1回は開催されるごく普通のものだが、バンコクからおよそ50キロほどのパトゥムタニ県にあるこの寺院の儀式が有名なのは、すでに他界されているサックヤンの師・ルアンポープン僧を崇拝する信者たちが、各々体に彫っているサックヤンの図柄の神が心に入り込み暴れ出すことから「奇祭的」な位置づけになったからだ。
早朝7時過ぎの到着だった。儀式は9時スタートだが、すでに2000人を超える信者がルアンポープンをかたどった仏像前に座っていた。
そして、時折、座って待機している群衆の中から叫び声が聞こえ、奇声を発しながら仏像に突進していた。これはタイのサックヤンで好まれる図柄のトラやハヌマーン(孫悟空のモデルとされるサルの神)、老師(もしくは仙人)が入り込んでいるのだという。彼らは暴れている間は意識はないとされる。
大の大人が全速力で駆けてくるのでかなり危険だ。仏像前には救急車の団体や兵士などが待機し、彼らを受け止めなだめていた。耳を引っ張り、体を抱えて足を浮かせると入り込んだ「なにか」が抜けるのだという。
時折、なにかの拍子に数十名が同時に取り憑かれ、全速力で走ってくるシーンもあった。迫力というよりも恐怖を感じた。
タイの仏教は、インド方面から伝来する以前にあった精霊信仰と強く結びついている。仏像にはヒンズー教の神そのままのものもあるなど、日本の仏教とはまったく違う。サックヤンも刺青だからと否定的に見られることもあまりなく、今回の儀式のように神秘的なのか、狂気的なのかわからないことも起こる。これもまたタイのひとつの姿なのだと感じた。
【執筆:高田胤臣】
【マニラ共同】太平洋戦争で米軍に撃沈された旧日本軍の戦艦武蔵とみられる船体を、フィリピン中部シブヤン海で発見した米資産家、ポール・アレン氏は9日、新たに海中で撮影した写真1枚を公開した。専門家は、高角砲などの射撃装置を操作する機器の一部とみている。
アレン氏が短文投稿サイト「ツイッター」に、円形のハンドルのような器具の写真を掲載。「右旋廻」「左旋廻」という文字と合わせて、回転方向を示す矢印が見える。
日本の軍艦に詳しい呉市海事歴史科学館(広島県呉市)の戸高一成館長は「航空機を撃墜するための高角砲など、射撃装置を動かす機器の一部ではないか」と指摘した。
気鋭の朝日新聞記者、峯村健司氏が綴った国際ノンフィクション『十三億分の一の男』(小学館)には、中国共産党の核心を突く数多の国家機密が描かれている。そんな機密の一つが米ロサンゼルスにある中国高官の「妊婦村」で専用の宿泊施設「月子中心」。いわば産後ケアセンターの実態について峯村氏が報告する。
* * *
ロサンゼルス市中心部から東へ40分ほど高速道路を走ると、高層ビルに遮られていた視界が一気に開け、小高い丘に囲まれた地域に抜けた。
目的地、ローランドハイツだ。道路脇の店の看板には、中国語看板がやたらと目に付く。しばらく車を走らせていると、横断歩道を十数人の女性が横切った。買い物袋を持った両手で、大きなおなかを抱えるようにゆっくり歩いている。月子中心の妊婦だ──。
慌てて車を路肩にとめ、後を追いかけた。女性たちは、建物の敷地の入り口にある鉄扉を開け、中に入ってしまった。敷地の周りは2メートルを超える塀に囲まれている。守衛が24時間監視しており、部外者は立ち入れない。
特にあてもなく月子中心の周辺を歩いていると、中国人カップルに声をかけられた。 「この近くにある月子中心を知りませんか」
北京から来たという20代の夫婦だ。妊娠中の妻が、ここでの出産を考えており、下見に来たそうだ。案内をするついでに、同行できないか頼んでみると、快諾してくれた。
夫妻が月子中心の管理者に連絡すると、固く閉ざされていた鉄扉が開いた。
街路樹を通り抜けると、プールを取り囲むようにコテージが建ち並んでいた。リゾートホテルさながらのたたずまいだ。行き交う住民の多くがおなかの大きい女性で、しかもアジア系ばかりだ。ウェンディーと名乗る北京出身の中国人女性スタッフが敷地内を案内してくれた。
「部屋は全部で208室あり、二人で1部屋を使うの。利用者の多くが中国大陸から来た女性だわ。出産3ヶ月前から滞在する人がほとんどね。毎月の利用料は4800ドル(58万円)で、出産費や航空費を含めた総額は5万ドル(600万円)ぐらいかしら。プライベートの運転手やコック、秘書も付いた40万ドル(4800万円)のVIPコースも用意しているのよ」
私たちを部屋に案内してくれた。8畳ほどのリビングには、テレビとテーブル、ソファが置かれており、奥には2つの部屋がある。
この部屋に滞在する上海からきた20代後半女性に、話をきくことができた。…
【香港時事】台湾の与党・国民党の朱立倫主席(新北市長)は9日、香港で都市間交流について講演した。国民党主席の香港訪問は初めて。8日にシンガポールから香港入りした。
朱主席は講演で、2005年に香港・マカオから台湾を訪れた旅客は延べ35万人だったが、昨年は125万人に増えたとし、「台湾・香港関係は非常に密接だ」と強調した。
また、国民党主席に就任して間もなく、シンガポールと香港を歴訪したことについて、政治的目的はないと説明した。