社会そのほか速
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昨年4月に韓国で発生した旅客船セウォル号沈没事故で犠牲になった檀園高等学校の教師と同号乗組員の2人の救助精神が米国で最高の評価を受けた。韓国・KBSワールドラジオ中国語版が9日報じた。
米財団Four Chaplains Memorial Foundation(FCMF)がフィラデルフィアで、教師のチェ・ヘジョンさん、乗組員のパク・ジヨンさんの2人に最高の栄誉となるゴールドメダルを授与した。授賞式にはそれぞれ母親が出席した。韓国人で同財団からゴールドメダルを授与されるのは初めて。
同財団は「チェ先生は乗客の救助に努力し、他人を救うためにキャビン内に入って自らは戻ってこなかった。パク乗務員は全ての人を救出するまで現場を離れず、海水が腰まで到達しながらもなお乗客を出口へと誘導し、多くの乗客の命を救った」とその精神を讃えた。そして、「彼女たちの崇高な犠牲精神を忘れてはならない」とコメントした。
(編集翻訳 城山俊樹)
◇世俗派民兵組織率いるハリファ・ハフタル氏
【カイロ秋山信一】内乱状態が続き東西に二つの政府が分立しているリビアで、東部トブルクを拠点とする世俗派中心の「トブルク政府」は、軍司令官にカダフィ政権時代の軍将校で世俗派民兵組織を率いるハリファ・ハフタル氏を任命した。ロイター通信が報じた。「トブルク政府」はハフタル氏を取り込み、西部トリポリを拠点にするイスラム武装勢力中心の「トリポリ政府」に対抗する構えで、両政府の対立が先鋭化するのは避けられない見通しだ。
ハフタル氏の民兵組織は昨年5月、東部ベンガジでイスラム武装勢力への攻撃を独自に開始し、リビア軍の一部も取り込んで勢力拡大を図ってきた。東西に二つの政府が分立した後は、世俗派中心の「トブルク政府」と連携を深めていた。同政府は2日、軍司令官ポストを新設し、ハフタル氏を初代司令官に任命した。
一方、イスラム武装勢力を中心とする「トリポリ政府」にはカダフィ政権下で弾圧されたイスラム政党も参加しており、カダフィ氏の元側近だったハフタル氏との連携に反発するのは必至だ。
ハフタル氏は、1969年から独裁を続けたカダフィ氏の側近だったが、80年代に隣国チャドへの軍事介入の失敗を機にカダフィ氏から絶縁され、米国で亡命生活を送っていた。2011年のリビア内戦時に帰国し、反カダフィ派の一角として参戦。その後もベンガジを拠点に民兵組織を作り、権力の座をうかがっていた。
リビアでは、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)も勢力拡大を狙っている。「トブルク政府」と「トリポリ政府」は反ISでは一致しているが、内戦後の政争で相互不信が強まっており、国連による和解調停も難航している。
(台北 9日 中央社)交通部の陳建宇部長は9日、台湾高速鉄路(新幹線)で今年12月に予定されている苗栗、彰化、雲林の各新駅開業後の運転方式について、列車ごとに停車駅が異なる「千鳥式運転」を採用する考えを示した。
高鉄では現在、台北-高雄間を各駅停車が最速120分で結んでいるが、新駅開業後には138分に伸びると試算されている。
陳部長は、全ての列車が全ての駅に停車することはないとし、改定の可能性が指摘される運賃については、4月末までに提出される高鉄の財務改善案の内容に合わせて決めると語った。
(戴雅真/編集:齊藤啓介)
2015年3月9日、韓国・聯合ニュースによると、1月に豪州で開かれたサッカーアジア杯の公式ガイドブックの中に、日本の「旭日旗」の写真が掲載されていた問題について、アジアサッカー連盟(AFC)のアレックス・スーセイ事務総長が「旭日旗問題を調査する」と明らかにした。
【その他の写真】
韓国で旭日旗は日本軍国主義の象徴とみなされ、「戦犯旗」と呼ばれている。韓国・誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授は1月27日、「国際サッカー連盟(FIFA)は政治的な活動を禁止している。戦犯旗を公式パンフレットなどに使うことは許せない」とし、豪州アジア杯大会組織委員会やAFCのサルマーン会長、AFCに所属する46カ国のサッカー協会会長に抗議の手紙を送っていた。
徐教授は9日、今月初めにスーセイ事務総長から「AFCは常にすべての政治的・宗教的問題に中立的な態度をとっており、特にサッカーの試合を通じて加盟国間の友好関係を深めるための活動に力を入れている。手紙の内容を検討して旭日旗問題を調査したい」という内容の手紙を受け取ったと明らかにした。
これについて、韓国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられた。
「戦犯旗を持って来た日本人は全員、入場できなくするべき」
「こんな当たり前のこと、言われる前にAFC自ら調査してほしい」
「戦犯旗を掲げることがどんなに恥ずかしいことかを日本人にしっかりと教えるべきだ」
「誇らしい活動を続ける徐教授は平和の守護者であり、真の愛国者!」
「本来は政府がするべきことなのに…。いつも韓国のために頑張っている徐教授に感謝!」
「日章旗も戦犯旗のようなもの。日章旗も禁止してほしい」
「ドイツ人は歴史を恥ずかしいものと考えているが、日本人は誇らしいものと考えているようだ」
「海外で旭日旗を戦犯旗と認識している人はほとんどいない。軽い警告、もしくは『問題なし』と判断されて終わりだろう」(翻訳・編集/堂本)
産経新聞の前ソウル支局長が、旅客船沈没事故の当日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が元側近と密会していたという「噂」があることなどを報じ、名誉毀損の罪に問われている裁判で、元側近の知人の占い師などに対する証人尋問が行われています。
元側近のチョン・ユンフェ氏は、当初、「事故当日、家にいた」と供述していましたが、後に証言を覆しており、その信ぴょう性が裁判の焦点の一つになっています。
9日の公判では、占い師の男性が検察側証人として出廷し、「事故当日はチョン氏と昼食をともにしていた」と証言しました。一方、弁護側の尋問に対しては、「当日、チョン氏と会ったかどうか以外は答えたくない」と繰り返し、供述が二転三転するなどしています。
事件をめぐっては、前支局長に対する出国禁止措置が続いていますが、韓国では先週、アメリカ大使が活動家の男に切りつけられる事件が起きたばかりで、9日の裁判は厳戒態勢の中、行われました。(09日17:17)