社会そのほか速
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【ポルトープランス共同】ブラジル最高裁は6日、国営石油会社ペトロブラスをめぐる大規模汚職疑惑で、政治家ら54人への捜査開始を承認した。AP通信などが報じた。捜査対象にはコロル元大統領や連立与党の上下両院議長、ルセフ政権のかつての閣僚が含まれ、2期目の任期が1月に始まったばかりのルセフ大統領にとって大打撃となる可能性がある。
疑惑はブラジル史上最大規模の汚職といわれ、地元メディアなどによると、大手建設会社などの贈賄額は少なくとも総額8億ドル(約965億円)を超すという。
【ワシントン共同】マタニティーハラスメント(マタハラ)の被害者支援に取り組み、米国務省の「世界の勇気ある女性」賞を受賞した川崎市の小酒部さやかさん(37)が6日、同省で開かれた授賞式に出席し、「日本の働く女性みんなへのエールだと思う」と喜びを語った。
小酒部さんは昨年7月に「マタハラNet」を結成。働く女性が妊娠や出産を理由に職場で嫌がらせを受ける「マタハラ」に声を上げ、日本で国民的議論を巻き起こしたと評価され、今年の受賞者10人に入った。
中国では現在、反腐敗キャンペーンが大々的に展開され、最高幹部から末端幹部まで多数摘発されているが、昨年末に中国共産党の統一戦線部長を更迭された令計画(リン・ジーホア)氏の妻、谷麗萍(グー・リーピン)さんが購入した豪邸が京都にあるというので、取材を兼ねて、京都に行ってきた。
【その他の写真】
京都駅を下りて、祇園や八坂神社を歩いていたら、すぐに見つかった。そこから歩いて30分ほどの高台院の近くだった。高台院は豊臣秀吉の正室、ねね(北政所)が秀吉の菩提を弔うために建てた寺であることは有名だ。最近もぼやが起きたことがニュースになった。
高台院の近くには京都の代名詞ともいえる清水寺や五重の塔で有名な八坂の塔もあり、立地条件としては観光地のど真ん中だ。
高台院の通りから少し狭い路地に入ると、老舗の料理店が軒を並べ、路地を抜けたところに歴史を思わせる2階建ての割烹旅館が現れる。表札を確認すると間違いない。
数年前までは営業をしていたが、その当時でも1日に1、2組の客しかとらなかったという高級旅館だったという。
「さぞ高かっただろう」と想像がつく。しかし、中国情報専門の華字ウェッブサイト「明鏡新聞網」によると、谷さんは5億ドル(約600億円)でこの邸宅を購入したことになっているものの、それがあり得ないことは日本人ならばすぐに分かる。日本のことをよく知らない記者が想像を膨らませて書いたに違いない。
予想通り、付近の売店や住民に聞いても、谷さんらしき中国人女性を見かけた人はおらず、建物は香港在住の実業家が約4億円で買い取っていたことが分かった。つまり、谷さんの京都の豪邸所有説の真偽は疑わしいということになる。
「やっぱり、ガセネタか。京都まで来た甲斐がなかったな」と少し後悔した。が、夫の令氏の規律違反問題に深く関与したとの疑いで谷さんが逮捕された場所は山東省の青島空港で、成田行きの便に乗り込む直前だったことが分かっている。
それだけに、谷さんは日本のどこかに逃げる当てがあったに違いない。その豪邸の所有者と谷さんらとのつながりも否定できないし、京都でもまったく別の場所だったかもしれない。
実際の話として、最近取り調べを受けた幹部のなかには日本と繋がりが深い者も少なくない。このところ中国籍の人々が東京都内や京都など地方の高級不動産を購入する例が増えており、一説には習近平(シー・ジンピン)国家主席の親族も不動産売買に関わっているとの情報もあるから驚きだ。…
ドイツ自動車大手ダイムラーが公開したメルセデス・ベンツブランドのプラグインハイブリッド車(PHV)「C350」=3日、ジュネーブ
【フランクフルト時事】エコカーといえばクリーンディーゼル車が主流で、ハイブリッド車(HV)の普及がいまひとつ進まない欧州の自動車市場。しかし排出ガス規制の強化などを受け、近年は欧州メーカーの意識が変化し、HVが現実的な選択肢の一つへと変わる兆しも出てきている。
欧州連合(EU)は2021年から、新車の走行距離1キロ当たりの二酸化炭素(CO 2)排出量平均を、現行の130グラムから95グラムに引き下げる。世界的にみても厳しい水準で、ディーゼルよりCO 2排出が少ないHV開発の必要性は増している。
5日から一般公開が始まったジュネーブ国際自動車ショーでは、出展された約900車種のうち、新規制対応モデルがおよそ100に上った。HVに積極的な日本メーカーに加え、技術力が高いドイツ系を中心に欧州メーカーも多くのHVを展示した。特に独ダイムラーは、17年までに家庭用電源などで充電可能なプラグインハイブリッド車(PHV)を10車種投入する方針を示すなど積極的だ。
ダイムラーのウェーバー取締役(開発担当)は欧州でのHV不人気の理由を「HVはパワー不足とのイメージがあった」と説明。近くセダンとワゴンの2タイプを発売する「C350」のPHVモデルは、低燃費と走行性能を兼ね備えており、イメージを変えたいと話す。
米環境シンクタンクのICCTによると、13年に販売された欧州の新車のうち、HVは1.4%。日本の20%、米国の3%と比べて低いが、2年前からは倍以上になっている。
【ナイロビ共同】西アフリカ、マリの首都バマコで、銃で武装した複数の男がレストランを襲撃し、少なくとも4人が死亡した。死者にはフランス人やベルギー人が含まれているとみられる。負傷者も多数出ている。ロイター通信などが7日、報じた。
事件は7日未明に発生。男らはアラビア語で「神は偉大なり」などと叫んでいたという目撃情報もある。マリの治安当局者は同日、容疑者2人を逮捕したと明らかにした。
マリでは、遊牧民の反政府武装勢力やイスラム過激派が北部を制圧し、旧宗主国フランスが2013年に軍事介入し奪回したが、フランス軍やPKO部隊へのテロ攻撃が続いている。