社会そのほか速
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韓国はアジア最大の武器輸出国の1つであり、16年には武器輸出額で中国を追い抜く、と米メディアが指摘している。4日付で参考消息が伝えた。
UPI通信社は先月24日、韓国が武器輸出国として台頭していると取り上げた。14年の輸出額は36億ドルで過去最多を記録。マレーシアに護衛艦6隻で総額12億ドル、フィリピンに総額4億2000万ドルでFA-50戦闘機12機などが主な取引となった。
米市場調査会社IHSは最新の報告で、16年には韓国の防衛産業の輸出額は中国を抜くとの予測を示した。だが、韓国が武器貿易に熱心だとして、「金儲け主義」だと批判する声も上がっているという。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
競技会場の変更により総額1000億円の節約に成功した20年東京五輪に倣い、平昌冬季五輪も一部会場の変更が検討されていたが、このほど計画の中止が発表された。韓国のネット上では不満の声が上がっている。5日付で騰訊体育が伝えた。
韓国SBSテレビによると、財政危機の深刻さを懸念した韓国文化体育観光部の金鐘・第2次官から、「東京五輪のように競技会場を変更して経費を節約してはどうか」と提案があり、スキー・フリースタイルとスノーボードの競技会場の変更が検討されていた。来週にも国際オリンピック委員会(IOC)や国際スキー連盟も交えて韓国で協議する予定だったが、これに先立ち、組織委員会関係者が「計画は中止された」と発表した。具体的な理由は明かされていない。
建設中の新会場も来年のテスト大会に間に合わないと指摘されており、無事に開幕できるのかと懸念する声が上がっている。韓国のネット上では、「なぜ日本に学ばないんだ?」「仁川アジア大会よりひどい大会になる」「100%失敗する」「客観的に考えて70年代と90年代に2度も冬季五輪を成功させた日本はすごい」「日本にできたことが韓国にもできるとは限らない」「あの時、キム・ヨナが積極的に招致していなければ、こんなことにはならなかったのに」など不満が噴出している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
米GMと合弁会社の2月の中国での自動車販売台数は前年同月比1.3%増の26万1000台だった。同社は中国での投資拡大を計画している。3月6日、経済参考報が伝えた。
ブランド別ではビュイックが同0.1%減の5万9000台、シボレーが同2.5%増の4万7500台、過去最高を記録したキャデラックは同36.1%増の5959台、宝駿は同391.6%増の2万7500台、五菱ブランドの自動車販売台数は同11.9%減の12万600台だった。
同社幹部は「2018年までに140億ドルを投資し、中国に自動車組み立て工場4カ所とエンジン工場2カ所を建設する」と述べた。
(編集翻訳 浦上早苗)
中国の国政助言機関、人民政治協商会議(政協)の委員で駐日大使の程永華氏は6日、チャイナデーリー紙の取材に対して、「日本は短期訪問の中国人旅行者に対して、ビザの発給要件をさらに緩和するべきだ」と述べた。同紙電子版が同日伝えた。
今年1月に日本が中国人に対するビザの発給で規制を緩和して以降、訪日する中国人が急増している。しかし程大使は「1月の緩和は進歩ではあったが、まだまだ需要は大きい」として、日本が今後も緩和を続けるべきだと訴えた。
日本は今年1月、中国の高所得層向けに発給する「数次ビザ」の有効期限を延長し、訪問地の制限を取り払うなどの緩和を行った。
(編集翻訳 恩田有紀)
◇大統領、火消しに躍起
アルゼンチンでユダヤ系住民85人が犠牲になった1994年のユダヤ人協会本部爆破テロ事件を巡り、同国政府がイラン政府と密約を結び捜査妨害を図ったとの疑惑が波紋を広げている。捜査の中心だったアルベルト・ニスマン検事(51)の不審死で、国民の政治不信が高まり、フェルナンデス大統領は火消しに躍起となっている。事件は「アルゼンチン政界の腐敗ぶりを象徴する」と指摘する声もある。
ニスマン検事の遺体は1月18日夜、ブエノスアイレスの高級住宅地にある高層マンションの自宅で見つかった。右側頭部に1発の銃弾を受け、浴室の床に血まみれで倒れていた。右手には拳銃が握られていた。一見したところ自殺だが、密約に関する議会公聴会の出席を翌日に控えた出来事であり、口封じのために殺害された疑いがぬぐえない。
地元メディアによると、検事には15歳と7歳の娘がいるが、裁判官の妻と離婚し1人暮らし。13階の自室玄関には1階からエレベーターが直結していて、6桁の暗証番号を入力しなければ昇れない。
自殺と仮定した場合、多くの疑問点が残る。(1)銃を発射した際に手に付着するとされる硝煙が検出されていない。(2)銃弾は右耳の上、頭皮から約1センチ離れて発射されていた。拳銃自殺者のほとんどは銃口を肌に当てて発射する。(3)銃は護身用として同僚検事から前日に借りたもの。銃を2丁所持していた検事が、あえて他人の銃で自殺を図る理由がない。(4)死の直前まで知人らに、公聴会への意気込みを「全ては明かされる。楽しみにしていてくれ」と自信満々に語っていた。(5)机に捜査書類が山積みで、テレビやパソコンはついたまま。身辺を整理した形跡や遺書は見つからない。(6)不審死する直前、検事は地元紙に「私はいずれ殺されるかもしれない」と語り、同僚から拳銃を借りる際には「警護の者たちすら信用できない」と警戒していた。
一方、他殺と仮定しても、マンションの防犯カメラに不審人物が映っていないなど不可解な点がある。
◇数万人がデモ
ニスマン検事は97年からテロ事件の捜査班に加わり、2004年以降は主任検事を務めた。06年には首謀者をイラン政府と断定。今年1月、フェルナンデス政権がイラン政府と極秘交渉し、安い石油と引き換えにテロ容疑者の逮捕請求を取り下げる密約を結んだと告発し、激しく政権を批判していた。
月命日の2月18日、大雨にもかかわらず、大統領府前を数万人の市民が行進して検事を追悼し、無言の圧力で真相究明を訴えた。…