社会そのほか速
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◇徳島インディゴソックスの選手
野球の独立リーグ・四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスの選手が27日、徳島市庄町の日本赤十字社県支部を訪れ、選手たちが11日に募った東日本大震災の被災地への義援金を届けた。
贈呈式には、被災地・岩手県出身の高橋祥、卯名根口東両選手が参加。藍住、北島両町の商業施設で集めた計約8万9000円を、同支部の小森将晴事務局長に手渡した。
式後、高橋選手は「復興が進み、一日も早く元通りの古里に戻ってほしい」と述べ、卯名根口選手は「僕たちが活動を続けることで、少しでも多くの人たちに被災地のことを思い出してもらえたら」と話した。
◇県の障害者施設、記念植樹
重度の知的、身体両方の障害がある児童らが入所、通園する県立福山若草園が福山市水呑町に移転、新築され、27日、関係者約150人が記念植樹をするなどして開園を祝った。
同市津之郷町にあった施設が老朽化したのに伴い、自閉症や注意欠陥・多動性障害(ADHD)といった発達障害の療育体制を充実させるため移転。約1万6000平方メートルの敷地に、鉄筋コンクリート3階建て施設(延べ床面積7000平方メートル)や広場、駐車場を備える。定員が49人から60人に増え、放課後デイサービスを新たに始める。総事業費は約32億円。
記念式典で、湯崎知事は「利用者に安心してもらい、地域に開かれた施設にするため、全力で取り組みたい」とあいさつ。羽田皓市長も「地域を挙げて応援したい」と祝辞を述べた。
工事を巡っては、福山市が県に売却した敷地内に、大量のコンクリート片などが埋められていたことが工事中の昨年3月に発覚。同年12月までに計1680トンが取り除かれ、撤去費約1700万円は市が全額負担した。
本物そっくりな鋳物の魚のオブジェ16体が並ぶ「おさかなロード」(境港市)を紹介するマップ5000部を、地元の商店主らでつくる「元気みなと商店街」が作った。4月から、JR境港駅近くの観光案内所などで配布する。
二つ折りで、A4判ほどの大きさ。特産のクロマグロの形にした。
見開くと中央に地図があり、オブジェのイラストを配置。沿道の食堂やカフェ、居酒屋、喫茶店などの飲食店、陶器店なども写真入りで紹介している。
同商店街は「魚のまちを盛り上げるロードに来てもらい、この地図を手に楽しんで」とPRしている。
◇岡山市埋文センター 原寸大模型を展示
国史跡・造山(つくりやま)古墳群(岡山市北区)に属する千足(せんぞく)古墳(5世紀前半)の第1石室の原寸大模型が、岡山市中区の市埋蔵文化財センターで展示されている。
ドーム状の石室を半分に切断した場合の状態を、京都市の模型製作会社が強化プラスチックで再現。高さ約2.8メートル、幅約3.2メートル、奥行き約2.1メートルで、ベンガラとみられる赤い顔料が塗られた壁も、アクリル絵の具で忠実に仕上げた。
石室内を仕切っていた石「石障」のレプリカも展示。渦巻き模様や直線を組み合わせ、被葬者を守り、慰める意味があるとされる文様「直弧紋」も確認できるようになっている。
同センターは「実際に入ることができない石室の大きさを、この模型で体感してほしい」とする。
入館無料。午前9~午後4時半。日曜、祝日休館。問い合わせは同センター(086・270・5066)。
小豆島町の観光農園「小豆島オリーブ園」でミモザの花が見頃を迎えている。
オーストラリア原産のマメ科の低木で、アカシアの一種。園が1974年に遊歩道沿いに苗木を植え、約110本を育てている。
陽光を浴びて枝を覆うように、ふわふわと黄色く輝き、大阪から観光で来た女子大生(19)は「枝いっぱいに花をつけた立派なミモザを見るのは初めて」と喜んでいた。今月中は、満開が続くという。