社会そのほか速
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◇選抜高校野球 6回好機生かせず
春夏通じて初めての甲子園出場を果たした奈良大付。23日の敦賀気比(福井)との初戦は、相手エースを最後まで攻略することができず、得点を刻むことができなかった。しかし、無失策を貫き、投手陣も随所で踏ん張りを見せた。「守りの野球」が2万人の観衆を大きく沸かせた。
反撃の期待が高まったのは2点を追う六回。一死から9番・高橋康太朗選手が左前に運び、チームの甲子園初安打で出塁すると、二盗も決めて好機を広げた。だが後続が三振と外野フライに倒れた。
坂口大誠投手は二、三、七回に1点ずつ奪われたものの、四~六回は粘りの投球で本塁を踏ませなかった。池田陵太主将は「よく抑えてくれた。全国レベルの投手力を感じられたことはいい経験になった」と夏を見据えた。
田中一訓監督は「逆方向へのバッティングを意識させたが、相手投手は想像よりも変化球のキレがよく対応できなかった。夏に反省を生かしたい」と話した。
奈良市の薬師寺で23日、25日からの法要・修二会(しゅにえ)(花会式(はなえしき))を前に、金堂の本尊・薬師三尊像(国宝)のほこりを取り除く「お身拭い」が行われた。
山田法胤(ほういん)管主らの読経が響く中、若手僧侶や学生ボランティア約50人が、湯に浸した白布で、像を丁寧に磨き上げていった。
修二会は31日まで。「練行衆(れんぎょうしゅう)」の僧侶10人が1日6度、金堂で法要を営み、国家繁栄や五穀豊穣(ほうじょう)を祈る。
プロバスケットボール・TKbjリーグの富山グラウジーズは22日、魚津市北鬼江のありそドームで東地区首位の秋田ノーザンハピネッツと対戦し、94―82で勝利した。富山は4連勝で、通算31勝13敗。順位は同地区全12チーム中3位のまま。
試合後、ボブ・ナッシュヘッドコーチは「集中力を保っていいプレーができた」と話した。次戦は28日、新潟市で新潟アルビレックスBBと対戦する。
老朽化で建て替え工事を実施していたJR郡家駅(八頭町郡家)の駅舎と併設の交流施設「ぷらっとぴあ・やず」が完成し22日、同駅で記念の式典があった。
県産木材をふんだんに使った木造2階建て約460平方メートル。1階には改札や乗降客の待合室のほか、イベントなどに使う多目的交流スペース(96平方メートル)、2階には列車の発着や整備の様子を見られる展望スペースがある。通学で利用の多い県立八頭高の生徒から要望の多かったコンビニエンスストアも入る。八頭町が県の補助金などを活用して約3億6000万円で建設した。
同駅は第3セクター・若桜鉄道との分岐駅で、鳥取と京阪神、岡山を結ぶ特急も停車。旧駅舎は1919年完成と築100年近く、2014年から工事をしていた。式では、吉田英人町長が「人と人が出会い交流できる、使いやすい駅になった」とあいさつ。地元住民らが和太鼓を披露したり、傘踊りを舞ったりして、完成を祝った。同高生徒会の山本美空・副会長(17)は「前は雨の日でも屋根がなくて困ったが、これなら友だちとゆっくり話ができそう」と笑顔で話していた。
牟岐町で22日、アワビ漁が解禁された。
牟岐町漁協の漁師約30人は、ウェットスーツを着て同町沖合に出漁。海底でアワビやトコブシを収穫し、網袋に入れて牟岐漁港に戻った。同漁港では、同町漁協職員らが計量や京阪神方面への出荷準備に追われた。同漁協の初日の水揚げ量は、アワビ約130キロ、トコブシ約120キロだった。
同町では、トコブシ漁は6月末、アワビ漁は8月末日まで続けられる。