社会そのほか速
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◇セーレン新店舗 色、柄47万通り
繊維大手「セーレン」は、IT技術を使った受注・製造システム「ビスコテックス」を活用した衣料専門店を福井市毛矢の福井本社にオープンさせた。色、柄、サイズなどを顧客が自由に選択して47万通りの組み合わせからお好みの一着をデザインし、画面上で“試着”できるのが特徴。同社は「世界初のパーソナルオーダーで自分のブランドを生み出して」とPRしている。
ビスコテックスは、柄や色などのデジタルデータを布地に忠実に再現できる独自開発の染色加工システム。顧客は自由にデザインできる一方、メーカーや店舗は在庫を抱えずに細かいニーズに応じられる利点がある。
新店舗では当面、春・夏用のワンピースを扱う。来店者が展示用のワンピースを着て写真撮影すると、等身大のモニターで服を着た姿の画像を合成。タブレット端末で型(27種)、色(12~20種)、花柄や格子模様などの柄(12種)、シルクやポリエステルなどの素材(30種)、サイズ(4種)を組み合わせる。データは同社の工場で製品化し、3週間程度で完成する。価格は3万9000~4万9000円(本体価格、税別)。
今後は対象を水着、デニムなどにも広げる予定。東京や大阪、名古屋などの百貨店への出店を検討しており、将来的には自宅のパソコンやスマートフォンからデザインの選択や試着、注文をできるようにするという。同社の川田達男会長は「ファッション業界の流通革命になる。買い物をより楽しむビジネスモデルを作りたい」と話している。
営業時間は午前10時~午後8時で、年中無休。問い合わせは同社(0776・35・2101)。
大津市坂本の日吉大社で14日、湖国三大祭りの「山王祭」の例祭が営まれた。
同大社は天台宗総本山・比叡山延暦寺の守護神をまつっており、例祭では天台座主が参拝する。
この日は、神輿(みこし)を担ぐ「駕輿丁(かよちょう)」の約20人が、半田孝淳・天台座主の名代、森川宏映探題を「殿上輿(てんじょうごし)」に乗せて到着。西本宮で森川探題が五色の御幣を奉じ、小堀光實・延暦寺執行らと読経した。
15日には「酉(とり)の神事」が営まれ、山王祭の最後を締めくくる。
◇全家集合31年ぶり 「責任の重さ感じる」
かつて高野山(高野町)の寺領管理などに従事する「庄官」だった4家の当主らが14日、開創1200年記念大法会が開かれている高野山を訪れ、添田隆昭・高野山真言宗宗務総長と懇談した。弘法大師・空海ゆかりの4家が集まったのは31年ぶり。
金剛峯寺によると、四庄官は讃岐の国(香川県)出身の空海の父方・佐伯氏と母方・阿刀氏の血縁で、空海が816年(弘仁7年)に高野山を開いた際に入山した。政所として創建されたと伝えられる山麓の慈尊院(九度山町)で寺領の荘園管理や物資輸送などを担ったとされる。50年に1度営まれる高野山開創記念大法会にも出仕したという。
4家のうち2家はかつて水害の影響で山麓を離れ、廃絶したとされたが、1984年の「弘法大師御入定1150年御遠忌大法会」の際に所在が判明。現在、各当主は会社員や農家などとして生活している。
今回は、田所卓さん(82)(京都府綾部市)の呼びかけで他の3家の亀岡靖和さん(73)(橋本市高野口町)、岡勝行さん(63)(九度山町入郷)、高坊圭一さん(60)(大阪府熊取町)が一緒に参拝することになった。各当主らは5月1日に大法会の行事「金堂舎利会(しゃりえ)」で進行役を務める。
この日、金剛峯寺で懇談した添田宗務総長は「高野山を支えた一族の子孫の方々が集まってくれてうれしい。今後も伝統を守り続けてほしい」と語り、岡さんは「先祖に感謝する一方、責任の重さを感じています」と話していた。
プロバスケットボール・TKbjリーグの富山グラウジーズは12日、富山市秋ヶ島の県総合体育センターで仙台89ERSと対戦し、75―69で勝利した。
富山は序盤から堅い守備で試合を優位に進め、15点リードして前半を終えた。後半は一転、仙台の外国人選手の猛攻を抑えきれず、最終クオーターでは一時逆転を許した。残り4分で同点に追いつき、終了間際に藤江が3点シュートを2本続けて沈めて突き放した。
試合後、藤江は「最後はシュートを打てば入る感覚があり、思い切りいった。前半、守備で相手を抑えられたのが大きい」と話した。
富山の通算成績は32勝16敗で東地区全12チーム中5位。プレーオフ進出が決まっており、ホームで開催できる4位以内を目指し残り4試合を戦う。次戦は18日、富山市総合体育館で福島ファイヤーボンズを迎え撃つ。
プロバスケットボール・TKbjリーグの富山グラウジーズは11日、富山市秋ヶ島の県総合体育センターで仙台89ERSと対戦し、78―86で敗れた。富山は3連敗で、通算成績31勝16敗。順位は東地区全12チーム中5位のまま。
富山は、立ち上がりから相手外国人選手に次々とシュートを決められ、第1クオーター終了時点で11点差をつけられた。ワーナーが試合を通じて28得点を挙げるなど追い上げたが、及ばなかった。
試合後、ボブ・ナッシュヘッドコーチは「チャンスはあったが、生かすことができなかった」とコメントした。次戦は12日、同会場で仙台と再戦する。