社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
北陸新幹線の長野~金沢間が14日に開業し、東京から金沢まで最短で2時間28分で結ばれることになります。
14日に開業する長野~金沢間は、総延長228キロ、総工費1兆7800億円で、1973年の整備計画決定から42年を経て、金沢まで延長されることになります。
北陸新幹線は、東京から北陸を回り、大阪までを結ぶ計画で、長野オリンピックのため、東京~長野間が1997年に先行開業していました。現在、金沢~敦賀間の工事が進められていて、政府は、開業を3年前倒しして、2023年ごろの開業予定とすることを決めています。敦賀から大阪まではルートもまだ決まっていません。
14日の開業で東京~金沢間はおよそ1時間20分短縮され、最短で2時間28分、東京~富山間は最短2時間8分で結ばれることになり、北陸地方では観光や地域経済に与える大きな効果が期待されています。(13日10:27)
北陸新幹線の長野―金沢間が14日、延伸開業し、一番列車が午前6時台に東京、金沢両駅をそれぞれ出発する。これに伴い、先行開業区間の東京―長野間に付けられた「長野新幹線」という呼び名は事実上消滅。JRの各駅では13日までに案内板の修正作業が進んだが、一部には「長野」の文字が残る見通しだ。
北陸新幹線は1973年、東京から北陸地方を通って大阪に向かう路線として計画され、97年10月、高崎―長野間が完成した。書類上は「北陸新幹線」だが、首都圏の利用者に分かりやすいよう、当初は「長野行き新幹線」などと呼ばれ、いつしか長野新幹線という呼称が定着した。
東京駅の案内板は13日までに、「北陸新幹線」という文字の上に「長野新幹線」のシールを貼った仮の表示に修正。14日早朝にシールが剥がされるが、一部は「北陸(長野経由)新幹線」と表記される予定だ。
長野県内の駅の案内板には、以前から「新幹線」とだけ書かれており、改めて修正はしないが、券売機のボタンが「長野」から「北陸」に変わる。
14日の開業で、従来は上越新幹線と特急列車を乗り継ぎ約3時間50分かかった東京―金沢間が最短2時間28分に短縮される。
深海探査機「江戸っ子1号」の特別展示が3月21日から29日、すみだ水族館で開催される。実機の展示のほか、深海の3D映像や実際に使用された技術の実験などが体験できる。
「江戸っ子1号」は、東京都と千葉県の中小企業などが開発した純国産海洋探査機。2013年、世界初となる水深約8,000m海域での深海の3Dハイビジョン撮影に成功した。
同探査機プロジェクトは2014年、深海を身近に引き寄せた純国産探査機開発の功績を認められ、海洋立国推進功労者表彰を受けた。今回のイベントは受賞を記念して国土交通省海事局が開催する。
イベントでは「江戸っ子1号」の実機が展示され、実際に撮影された水深約8,000m海域の3D映像の上映や、同機の製作に実際に使用された「真空成型」技術の実演が行われる。
クイズラリーやペーパークラフトなどのプログラムもあり、深海の魅力や海の仕事について楽しく学ぶことができるほか、3月21日には「江戸っ子1号プロジェクト」の一員である浜野製作所の浜野慶一氏による講演が予定されている。
イベントへの参加は無料だが、すみだ水族館の入館料は別途必要となる。
◆深海の世界と海の仕事を学ぼう!深海探査機「江戸っ子1号」特別展示in すみだ水族館
日時:2015年3月21日(土)~29日(日)
時間:9:00~21:00(イベントにより異なる)
場所:すみだ水族館
参加費:無料 ※すみだ水族館の入館料は別途必要
東京電力福島第一原発事故による福島県内の除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設計画で、環境省は13日午前、初めての搬入に向けた作業を同県大熊町で始めた。仮置き場にある汚染土の袋を敷地内に運び込む。
【動画】中間貯蔵施設への搬入に向けた作業が進む汚染土などの仮置き場=井手尾雅彦撮影
作業員らはこの日朝から、積み上げられた汚染土の袋を重機で移動させたり、袋につけて位置を把握するためのタグを確認したりした。昼過ぎから、10トントラックに汚染土の袋を載せ、飛散防止のシートをかけた上で出発。14・5キロの道のりを運び、中間貯蔵施設の敷地内となる大熊東工業団地に整備した保管場に下ろす予定だ。環境省によると、双葉町の仮置き場や保管場でも同時に始めるとしてきたが、町内の調整がつかず、地元側からの要請により25日に延期することになったという。
同省は、今回始める搬入を約1年間続ける「試験輸送」と位置づける。福島県内43市町村から約1千立方メートルずつ保管場へ運び、安全性や交通への影響がないか調べる。最終的には、東京ドーム18杯分に相当する約2200万立方メートルを最長30年間にわたって保管する。搬入が始まることについて、望月義夫環境相は記者会見で「福島の復興の推進にとって大切な一歩。気を引き締めて施設の整備や地元への説明を尽くしていきたい」と述べた。(奥村輝)
望月義夫環境相は13日の閣議後記者会見で、中間貯蔵施設予定地(福島県大熊、双葉両町)への汚染土などの搬入開始を双葉町側では25日に延期すると発表した。前夜に同町から「町内の調整がついていない」と延期要請があったという。
双葉町の伊沢史朗町長は、2月末に搬入容認を政府に伝えた際「今年は最後の墓参になるかもしれない。搬入開始は彼岸を避けてほしい」などと要望。このため環境省は大熊町側も含めて3月13日に搬入を開始し、彼岸(18〜24日)に搬入を中断する方針を示していた。【渡辺諒】