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日常で起きるトラブルには「法律知識」が武器になることも。法律相談サイト「弁護士ドットコム」の元榮太一郎代表に寄せられた相談をご紹介します。今回のテーマは「介護」。
■母は2度も骨折したのに示談金額が安すぎる!
【相談内容】
老人ホームで生活する89歳の母が、ホーム側の不注意で4カ月の間に2度も大腿部を骨折しました。しかも骨折の後、医師から「単独歩行はもうできない」と言われ、寝たきりの生活になりました。それから認知症が進み、見舞いに行った身内の顔も認識できなくなってしまいました。
責任を追及すると、ホーム側は後遺障害12級7号であるとして、見舞金10万円で示談にできないかと申し入れてきました。寝たきりの生活に追い込まれたのに、示談金があまりにも安いと思うのです。どうすればよいでしょうか。
【回答】
金額に納得できないということであれば、老人ホームの運営会社を相手に裁判を起こすべきです。
介護サービスにおいては、サービスを受ける入所者が転倒などによってけがをする事故が頻繁に見られます。判例でも、実際にけがをした入所者からの、介護サービス施設の運営会社に対する損害賠償請求が認められる事例も出てきています。
その場合の賠償額は、後遺障害を負ったことによる慰謝料や、治療のために病院に通わないといけなくなったことによる慰謝料など、さまざまな費目があります。特に後遺障害の慰謝料については、障害が何級に該当するかという等級によって賠償額の相場がある程度は形成されています。
相談者のケースでは、施設側は示談を申し入れていますが、後遺障害12級ですと、もっと有利な認定がされる可能性があります。安易に施設側の提示をのむのではなく、弁護士に相談して、裁判をする意味があるかどうか、アドバイスをもらってはいかがでしょうか。
※週刊朝日 2015年3月13日号
高齢化社会で他人事ではなくなった「介護」でも、陥りやすい落とし穴はあちこちにあるという。法律相談サイト「弁護士ドットコム」に寄せられた中から元榮太一郎代表がお答えします。
■要介護となった実父が後妻に追い出されました
【相談内容】
80歳の父が要介護の状態になったのですが、後妻(80)は父に何の断りもなく、自宅の名義を自分に書き換え、父の預貯金や年金を握ってしまいました。後妻は私たちに相談もなく、父を自宅から追い出して老人施設に入所させました。当初、施設の費用は後妻が振り込んでいましたが、最近になって支払いも滞りがちになりました。
現在、長男である兄(52)と私(49)が施設との連絡や通院の付き添いなどをしていますが、経済的な部分までとなるとかなり苦しく、このままでは破綻が目に見えています。後妻から父の財産を取り戻すことはできるでしょうか。
【回答】
自宅の名義変更については、その理由が父から後妻への贈与であれば、今から取り戻すのは難しいかもしれません。ただし、後妻が勝手にしたことだとわかれば、名義を戻すように請求することは可能です。また、父名義の預貯金についても返還を請求したり、年金については受取口座の変更をしたりすることも有効でしょう。
このような請求をできるのは父本人ですが、「後見人」「保佐人」「補助人」などの制度を利用すれば、相談者の方でも請求することができます。というのも、後見人を選任すれば、本人の療養介護や財産管理について、後見人が権限を持つことになります。後見人は、介護施設との契約を行うこともできますし、預貯金などの財産の管理も行うことができます。高額の財産を誰かに売り払ったり、贈与したりすることを防ぐことができます。
相談者のケースでいえば、相談者が後見人に選任されれば、父親の適切な介護や財産管理をすることができ、介護や財産管理を、後妻の手から離すこともできます。
これらの制度は、本人の判断能力が低下していなければ利用できませんが、検討してみるといいのではないでしょうか。
※週刊朝日 2015年3月13日号
メジャーから日本球界へ復帰した黒田博樹投手。西武ライオンズ元監督の東尾修氏は、その実力に感心したという。
* * *
広島の黒田博樹はどうなのか。2月25日のフリー打撃での登板を映像で見たが、さすがメジャーで一線級という部分がたくさんあった。日本のマウンドにも非常にいい形で対応できると思うよ。
その理由は、下半身をしっかりと沈み込ませるように粘って捕手方向へと体重移動ができていることだ。これなら左足を柔らかく使えるよ。メジャーのマウンドと土質が異なる日本のマウンドは、踏み出した左足の着地が5センチ前後ずれる。ずれても、必ずピタッとくる場所があり、そのときまでしっかりと移動を粘れる。もし、左足が上からバタッとつくと、左足を柔らかく使えないから、ズルッと動いたときに前後左右へのブレが出てしまう。
ソフトバンクの松坂大輔もそうだが、7年、8年とメジャーのマウンドに慣れた投手にとって、日本のマウンドにどう適応するかは大きな課題となる。ある程度クリアできないと、自分のボールが投げられない。シーズン中も試行錯誤を続ける必要はあるが、足元への不安が続けば、打者への対策と同時並行で修正を進めなければならない。
沖縄のマウンドはまた、砂に近い部分もある。この時点でしっかりと、左足の着地からスムーズに動いているのなら、本拠地球場に戻れば、もっとガチッと止まってくれる。オープン戦で手応えを得られれば、黒田は次の作業へと入れる。
黒田の場合、ポイントとなるのは、ストライクゾーンの中で勝負するメジャー時代のスタイルをどう考えるかということだろう。メジャーの打者は自分の形を崩さず、力を入れて振る。だから、速くて鋭い変化をさせた場合、バットの芯をずらして凡打に打ち取れる。だが、日本の打者は違う。形は少々崩れても芯に当てる技術がある。最初から「まともな速球が来ない」と判断すれば、打者も対処の仕方が広がる。ストライクからストライクの球は日本の打者はしっかりと対応してくるよ。よりフォーシーム(通常の直球)を投げ、ツーシームやカットボールと織り交ぜていくことも必要になるだろう。
ボール球の使い方もある。メジャーでは100球という球数の中で、どれだけ長いイニングを投げるかが先発として求められた。多少の失点よりも、クオリティースタート(6回以上自責点3以内)が評価されるのがメジャーだ。だが、日本は違う。降板時に勝っている状態でバトンを渡すことが重要。…
3月14日に開業を予定している北陸新幹線。おかげで、“北陸”をテレビで目にしない日はないくらいだ。
北陸新幹線は東京から大阪までを結ぶ計画から生まれた路線で、今回の東京―金沢間に次いで、金沢―敦賀間も2022年の開業を目指している。敦賀から大阪に至るルートについてはまだ決定していないが、いよいよ日本海側から新幹線で関西までつながるわけで、当分話題は尽きそうもない。
これまで東京から富山・金沢方面に向かうには、上越新幹線で越後湯沢駅に行き、そこで北越急行の特急「はくたか」に乗り換えるのが定番だった。しかしこの北陸新幹線は、東京―金沢間を最速2時間28分で結び、これまでの所要時間を1時間以上も短縮、さらに乗り換えも不要なのだ。首都圏と北陸が近くなることで、旅行客も大幅に増えることが予想され、“北陸”は今、注目の的となっている。
楽天リサーチ株式会社が行った「北陸新幹線開業」に関するインターネット調査によると、北陸新幹線沿線付近の観光スポットで行ってみたい場所1位に選ばれたのは「兼六園」(40.3%)で、2位は「黒部ダム」(36.4%)、3位は「白川郷合掌造り集落」(30.3%)と続いた。
次に旅の楽しみの一つである食事。北陸の各県別に食べてみたいものを聞いたところ、各県ともに海産物が上位に選ばれた。
■富山県
1位 ベニズワイガニ(30.6%)、2位 氷見ブリ(29.6%)、3位 ホタルイカ(24.6%)
■石川県
1位 のどぐろ(37.0%)、2位 寒ぶり(30.0%)、3位 能登牛(28.4%)
■福井県
1位 越前がに(49.0%)、2位 越前うに(26.3%)、3位 若狭ふぐ(21.8%)
B級グルメも上位にランクインしており、富山県からは「8位 ブラックラーメン」(14.0%)、石川県からは「5位 金沢カレー」(16.0%)、福井県からは「4位 ソースカツ丼」(20.7%)などが選ばれた。
今後も地元では有名でも、全国的には知られていない食材や名産品、隠れたスポットなど、次々出てくる可能性がある。人混みが苦手な人は、ランキング入りしていないところを探してみるのもいいかもしれない。
10日午前3時15分ごろ、福井県坂井市丸岡町本町4丁目の由水清さん方から出火。火は北からの強い風にあおられて周囲の住宅に燃え広がり、住宅4世帯1事務所(延べ約927平方メートル)が全焼した。 住宅で…[記事全文]