社会そのほか速
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彼岸の入りとなった18日、県内は高気圧に覆われ、穏やかな天候となった。金沢地方気象台によると、志賀町で今年に入って最高の16・4度を観測した。
金沢市東山の浅野川沿いでは、ツクシが10センチほど顔を出し、通り過ぎる人たちの目を楽しませている。野々市市押野、料理人今井孝明さん(28)は「春を感じますね。北陸新幹線が開業して観光客でにぎわっているが、本格的な春の到来が楽しみ」と笑顔で話した。

女優の広瀬すず(16)が、20日に放送されるニッポン放送のラジオ番組『広瀬すずのオールナイトニッポンGOLD』(22:00~23:30)で、「オールナイトニッポン」のパーソナリティーに初めて挑戦する。
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週替わりでスペシャルパーソナリティーが起用される同番組。広瀬が映画、ドラマ、CMと幅広く活躍する中、番組スタッフがその自然体のトークに魅力を感じたことから出演をオファー。広瀬の”オールナイトニッポンデビュー”は、こうして実現した。
今回の話を聞き、「えっ! 私にできるの!?」と戸惑いもあったという広瀬。ナインティナインの岡村隆史やback numberの『オールナイトニッポン』のリスナーでもあることから、「こんな貴重なチャンスはもうないかも!?」という思いで決意し、「頑張って挑戦します! レギュラーになれるように頑張ります!」と意気込んでいた。
また、ゲストとしてソフトバンクのCMで共演した感情認識パーソナルロボット・Pepper(ペッパー)が出演。ラジオ初出演となるPepperが「僕もどうしても”オールナイトニッポン”のパーソナリティーをやりたかったんです」と訴え、パーソナリティーを交代しようとする場面もあるという。
番組では「広瀬すず年表」と題して、幼少期から上京、デビューからこれまでを振り返る。また、人見知りだった過去や芸能界デビューのきっかけとなったスカウト秘話など、ほかでは語られることのなかったプライベートトークも展開。同番組は、全国18局ネットで放送される。

◆新幹線開業見越し 需要の高まり反映
国土交通省が18日発表した公示地価(1月1日時点)で、北陸新幹線開業を見越した土地需要の高まりなどから、JR金沢駅金沢港口(西口)前の「金沢市広岡1」の前年比の上昇率が17・1%と、全国の全用途(前年から継続調査している2万3043地点)で1位となった。最高価格は8年連続で金沢駅兼六園口(東口)前の金沢市本町2で、3年連続で新潟駅前を抑えて北信越5県で最高となった。
県内の上昇地点は、前年の30から38に増え、横ばい地点も前年の21から30に増えた。全用途の平均は1・3%下落と23年連続で下落したが、下落率は1995年(0・2%)以来、20年ぶりの低さだった。
調査は県内17市町の211地点(住宅地143、商業地59、工業地9)で実施。調査地点数は前年と同じで、場所の変更は5地点。変動率は、前年も調査対象だった206地点で計算した。
全用途の平均価格は1平方メートルあたり6万4700円で、全国の都道府県で18位だった。
市町別(全用途)では、金沢市(0・2%上昇)、野々市市(0・1%上昇)など、金沢市近郊で改善傾向がみられた一方、珠洲市(6・1%下落)、輪島市(5・8%下落)など、過疎、高齢化による人口減少が進む奥能登地方で大幅に下落した。
◆住宅地
上昇は28地点で、金沢市21、野々市市3、小松市2、白山市と津幡町が1ずつ。
最高価格は4年連続で金沢市彦三町1で、1平方メートルあたり13万7000円と3・0%上昇した。最高価格の上昇は3年連続。
上昇率が最も高かったのは金沢市広岡1の5・9%、下落率の最高は珠洲市上戸町北方弐の6・9%。
市町別の変動率では、最高は野々市市の0・8%上昇で2年連続のプラス。2位は津幡町の0・7%上昇で、17年ぶりに上昇に転じ、3位の金沢市は0・0%で、20年ぶりに下落から脱した。下落率の最高は珠洲市の6・9%だった。
◆商業地
上昇した10地点は全て金沢市だった。
最高価格は8年連続で金沢駅兼六園口(東口)前の金沢市本町2で、1平方メートルあたり68万円と8・8%上昇。3年連続で新潟駅前(1平方メートルあたり55万5000円)を抑えて北信越5県で最高となり、新潟駅前との価格差も前年の6万3000円から12万5000円に拡大した。最高価格の上昇も3年連続。上昇率の最高は金沢市広岡1の17・1%、下落率の最高は羽咋市中央町の6・9%だった。
市町別では、金沢市が1・3%上昇と唯一プラスで、調査地点があった他の14市町は下落した。下落率の最高は羽咋市の6・9%。
不動産鑑定士の武田昭男・地価公示石川分科会代表幹事は「新幹線開業への期待や景気の回復により、商業地では金沢市の金沢駅周辺から繁華街での上昇が目立った。金沢駅からの徒歩圏では、商業地でも住宅地でも、地価の上昇傾向が続くのでは」と話している。
◆金沢駅西 進む大規模開発
公示地価の上昇率が全国1位となった金沢市広岡1は、金沢駅西口側にあり、周辺ではここ数年でマンション建設など大規模開発が進んでいる。
広岡1で洋菓子店「ミルフィーユ」を20年以上営んでいる荒木一紀店長(57)は街の変化に目を見張る。「駅西側はオフィス色が強かったが、最近はホテルや集合住宅などが建って劇的に変わり、車も混雑するようになった。観光客を含めたくさんの人でにぎわってほしい」と話した。
大和ハウス工業(大阪市)は、2013年夏に金沢駅西口から徒歩圏内の新築分譲マンション2棟の販売を始めたところ、計124戸が1か月半で完売。東京からUターン・Iターン就職のために購入した客もいた。同社広報企画室の佐野快さん(26)は「このペースでの完売は異例。金沢は今後も根強い人気が続くだろう」とみている。

受託収賄罪などに問われた美濃加茂市の藤井浩人市長(30)に対する1審・名古屋地裁での無罪判決を不服として、名古屋地検が18日控訴したことを受け、市幹部や市民から、市政への影響を懸念する声などが聞かれた。
「控訴」の連絡は同日午前10時半頃、弁護団から藤井市長に伝わった。藤井市長は、幹部会議で「(控訴されても)平常通りに仕事に臨みます」と話したという。同席した市幹部は「市長の姿勢をみて、私たちも元気をもらった。ともに頑張ろうと思った」と語った。
午前中、住民票交付のため市役所を訪れた主婦(28)は、「無罪判決が出て、もう終わったと思っていた。市政が停滞し、市民にも迷惑がかかるから、早期決着を望みます」。会社員男性(53)は、「市民としては、控訴を断念してほしかった。正常な市政運営に早く戻ってもらいたい」と話した。
藤井市長は午後4時前、市役所に戻り、記者団に対し、「(控訴には)正直、びっくりした。被告人の肩書がつき、市民には迷惑をかけるため、検察には許せない気持ちでいっぱいだ」と述べたうえ、「来年度はトップセールスで頑張りたかったが、対外的な影響が出れば残念だ」と話した。
また、市議会は同日午後4時から、各会派の代表者会議を開き、対応を協議した。19日に全員協議会を開き、市長に今後の市政運営を問う申し入れ書を手渡すという。

◇2.1%下落 JR福井近く横ばい
国土交通省が18日に公表した公示地価(1月1日現在)で、県内の住宅地、商業地を合わせた全用途は20年連続の下落(下落率2・1%)となったが、下げ幅は5年連続で縮小した。商業地は下落率2・3%となったが、北陸新幹線への期待感などでJR福井駅近くの2地点が横ばいとなるなど、住宅地(同2・0%)とともに下げ止まりの傾向が続いた。(原典子)
◇住宅地
南越前、おおい、池田の3町を除く14市町82地点で調査。全市町で前年より下落したが、すべての市町で下げ幅は縮小した。
下落率が小さいのは小浜市、若狭町(各0・9%)、敦賀市(1・2%)、福井市(1・4%)。逆にあわら市(4・3%)や美浜町(4・0%)は下げ幅が大きかった。
住宅地の県内最高額は、JR福井駅に近い住宅街の「福井市宝永3の15の17」(1平方メートルあたり9万3200円)で、上昇率も0・8%でトップだった。ほかに上昇したのは「同市木田1の2306」(同6万6300円、上昇率0・5%)、「同市北四ツ居2の7の39」(同7万3800円、同0・4%)の2か所。商業施設や病院などに近く、主要幹線道路沿いだった。
◇商業地
37か所を調査。14市町すべてで下落したものの、下げ幅は小さくなった。下落率が小さいのは福井市(1・0%)、高浜町(1・4%)、小浜市(1・7%)、大きいのは越前町(4・5%)、美浜町(4・1%)、大野市(4・0%)の順。
最高額は今回から標準地となった「福井市中央1の9の28 宝石時計の武内」(32万9000円)。上位5か所は、すべてJR福井駅周辺の中心市街地だった。
同駅西口では再開発ビルが建設中で、ホテル2棟の建設計画も進む。昨年12月には北陸新幹線敦賀延伸の3年前倒しがほぼ確実となるなど明るい材料があり、上昇こそなかったが、2か所で横ばいとなっていた。
島田嘉紀・不動産鑑定士の話「商業地は郊外化が依然として続いている。北陸新幹線の影響は石川、富山に比べると小さいが、駅周辺は県外資本が入れば、下げ止まりから上昇に転じる余地があり、注目したい」