社会そのほか速
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【ワシントン西田進一郎】ヒラリー・クリントン前米国務長官は10日、在任中に個人のメールアカウントで公務をしていた問題について、個人アカウントの使用は当時の法や規則で認められており、「これに疑問の余地はない」と説明した。また、国務省に公務に関わるメールをすべて提出し、公開も要請しているとし、透明性をアピールした。
ニューヨークの国連本部で記者団に語った。問題が2日に発覚して以降、公の場で説明したのは初めて。2016年大統領選の民主党最有力候補と目されるだけに、米メディアは連日問題を大きく取り上げてきた。党内からも「沈黙は彼女を傷つける」(ファインスタイン上院議員)など、説明を求める声が高まり、釈明会見となったようだ。
クリントン氏は、国務省のアカウントを使わなかった理由について「仕事用と個人用を分けて2台の端末を持つより、1台だけの方が楽だと考えた。便利だと思ったし、(在任時)許されていた」と説明。公務メールのほとんどは相手が政府機関のアカウントであり、「メールは国務省のシステムで保存されている」と主張した。
また、09〜13年の在任中に送受信した自身のメール6万通超を精査した結果、仕事に関わるものとして3万通超のメールを既に国務省に提出したと説明。同省に公開を要請していると強調し、「何かを隠しているのではないか」との共和党の追及に真っ向から反論した。ただ、家族に関わる私的なメールは消去したとして理解を求め、「振り返れば、最初から2台の端末を使った方が賢明だったかもしれない」とも語った。
日本のコンビニエンスストア業界3位のファミリーマートと、4位のサークルKサンクスを傘下にもつユニーグループ・ホールディングス(GHD)が10日、2016年の経営統合を目指すことで合意したと正式発表した。日本のコンビニ2位に躍り出て、業界ではセブン-イレブン、ローソンと合わせた3強が居並ぶこととなる。中国・騰訊財経が11日伝えた。
公告によれば、経営統合後に両社はファミリーマートのブランドを維持。両社は傘下のチェーンを1つのブランドに統合することを検討しているとされるが、詳細についてはまだ公表していない。
両社のコンビニ事業については6日、経営統合について協議していることが伝わった。「昨年4月の消費増税後に販売が落ち込み、コンビニが飽和状態の日本の市場で、競争力を強化するため」としている。
日本フランチャイズチェーン協会によると、国内のコンビニの売上高は今年1月に前年同月比で0.7%減。10カ月連続の減少となった。
(編集翻訳 恩田有紀)
【台北時事】東日本大震災発生から4年を迎えた11日、台湾日本人会が台北市内のホテルで犠牲者を追悼し、台湾の支援に感謝の気持ちを伝える会合を開いた。約200人が参加した。
台湾からは王金平・立法院長(国会議長)ら要人が出席し、舞台に設けた祭壇に献花した。対日交流窓口機関、亜東関係協会の李嘉進会長は「被害を受けた地域と人々が美しいふるさとを再建されることを心から願う」とあいさつした。
会場では、被災地の現状や台湾への感謝の言葉を伝える映像を上映し、地震が発生した日本の時間に合わせて犠牲者に黙とうをささげた。また、達増拓也岩手県知事、佐藤仁宮城県南三陸町長が台湾の支援に感謝するメッセージを寄せた。
【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は11日の記者会見で、東南アジア諸国連合(ASEAN)のレ・ルオン・ミン事務局長が南シナ海に中国が設定する「九段線」に批判的な発言をしたとして、「ASEANは南シナ海問題における当事者ではない。ASEANの中立的な立場に背いており、国際組織としてのASEANのイメージを損なっている」と強く非難した。
洪副局長は「ミン氏は幾度も肩書に合わない偏った発言をしてきた。事務局長としての職責の範囲内で事を行うよう忠告する」と述べ、南シナ海問題で中立的な立場を堅持するよう訴えた。
(東京 11日 中央社)台湾のプロ野球リーグ「中華職業棒球大連盟」(CPBL)の呉志揚会長(コミッショナーに相当)は10日、東京ドーム(東京都)を訪れ、経営陣からドームの多角化経営などについて説明を受けた。
今年2月に現職に就いた呉氏は同日午前、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のリカルド・フラッカリ会長と就任後初めて面会。野球の五輪競技への復帰や、年末に台湾と日本で開催される「プレミア12」などについて意見交換を行った。
午後には日本野球機構(NPB)の熊崎勝彦コミッショナーと会談したほか、同ドームで行われた野球の日本代表と欧州代表の強化試合を観戦した。
呉氏は、現在建設が進められている台北巨蛋(台北ドーム)に触れ、東京ドームの視察で得た知識を参考にしたいと語っている。
(楊明珠、林宏翰/編集:杉野浩司)