社会そのほか速
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豊田市の合併10周年記念イベント「新☆豊田市10年祭 とよたのチカラ!満サイ展」が8日、同市八幡町のスカイホール豊田で開かれた。市内の地域を紹介するブースが設けられた会場には大勢の市民らが詰めかけ、10年の節目を祝った。
市街地や農山村地域からなる市の一体感を盛り上げようと、豊田のソウルフードとして親しまれている五平餅を食べる催しもあり、約3000人の市民が、串に刺した五平餅を掛け声に合わせて掲げ、一斉にほおばった。市内各地の五平餅も販売され、家族連れらが食べ比べを楽しんでいた。
市民グループ「とよた五平餅学会」の野田清衛会長は「五平餅を通して市民がいつまでもふるさとを思い、仲良くできればと企画した。大勢が参加してくれてよかった」と話していた。
養父市を北近畿のスポーツダンスの拠点に育てる構想を掲げ、市が8日、初のダンスフェスティバルを同市広谷の市立ビバホールで開いた。県内外から参加した20チームの79人が、華麗な技で観客を魅了した。
若者の関心が高く、参加しやすいイベントとして全国で大会が開かれていることや、中学校で体育の科目にも採用されたことに着目。ダンス人口を増やして若者を集め、人口減少対策やまちおこしにつなげる。
市は、2014年度から民間ダンススタジオの協力を得て、子ども向け教室を開いて楽しみを教える一方、発表の場を設けてやる気を刺激。教室や催しへの支援を通じてダンスに力を入れていることをアピールし、市外のファンと交流を深める。15年度当初予算案にダンス普及推進事業費120万円を盛り込んだ。
この日は地元のほか、大阪、京都府や和歌山県などから中学生以下のキッズと、一般の各10チームが集まり、リズミカルな音楽に乗って熱演。ダンスの技術や観客に与える印象、構成力を競った。公民館の教室に参加しているメンバーも練習の成果を披露した。
キッズ部門に参加した伊丹市の冨心桜(とみこころ)さん(11)と松井七海さん(11)は「リズムに乗れていい感じで踊れた。ダンスで世界一を目指したい」と笑顔を見せていた。
小学3年の娘をダンス教室に通わせているという養父市八鹿町の田畑和歌子さん(36)は「子どもたちが新しい世界に目を向ける良い機会になる」と話していた。
◇米原 山城攻防体験25人楽しむ
米原市上平寺の国史跡「京極氏館跡」で8日、手作りの弓矢や槍(やり)で戦(いくさ)を体験するイベントがあり、県内外から25人が参加した。
10月に米原市で開かれる「全国山城サミットin米原」を前に、この日行われたシンポジウム「近江の山城とまちづくり」に合わせて市教委が主催した。
京極氏館跡は、北近江の戦国大名・京極高清が居館や城、庭園を築いた遺跡。2004年2月、史跡に指定された。参加者は庭園跡などを散策しながら、市教委担当者から歴史の説明を受けた。この後、攻撃役と防御役の2班に分かれ、土塁が残る約20メートルの山道で城の攻防戦を疑似体験した。
攻撃側は、土塁から放たれるウレタン製の矢を段ボールの盾で防ぎながら前進したが、悪戦苦闘。「落城」することはできなかった。担当者は「土塁がある場所や直角に曲がった道を攻め入るのは難しいと感じてもらえたと思う。城を守る知恵です」と説明していた。
長浜市立長浜南小2年の中川莉瑚(りこ)さん(8)は「上手に弓が放つことができた。楽しかった」と話していた。
四万十市観光開きが6日、市内のホテルで開かれた。同市入田の四万十川河川敷で7日から始まる「入田ヤナギ林菜の花まつり」を手始めに、11月の一條神社の大祭までの観光シーズンがスタートした。
観光開きは市観光協会(岡村剛承会長)の主催。当初、「入田ヤナギ林菜の花まつり」の会場で行う予定だったが、降雨で会場変更になった。約50人が出席し、中平正宏市長が「地方創生に向けて地域が連携し、幡多の観光を元気にしていこう」とあいさつ。鏡開きをして幕開けを祝った。
席上、新しい四万十川キャンペーンレディとして店員岡村枝里子さん(27)と、会社員西内姫乃さん(20)が紹介された。任期は2年。岡村さんは「花があふれる四万十の良さを全国に伝えたい」と述べ、西内さんは「アユ、ウナギ、川エビ、アオサノリ……。四万十には、おいしいものがいっぱいあることをPRしたい」と声を弾ませた。
イベント「明日のレシピはフルコース-作りたい味を見つけよう-」と講演会「お皿の上の近代史~明治・大正期の料理書をよみとく~」のチラシ(国立国会図書館関西館提供)
国立国会図書館関西館(京都府精華町)は、14日午後2時から講演会「お皿の上の近代史~明治・大正期の料理書をよみとく~」を実施する。講師として梅花女子大学食文化学部講師の東四柳祥子さんを招き、西洋料理と融合しながら生まれた日本の家庭料理について紹介する。
日本の食文化は、幕末以降、西洋の食文化が入ってくると、新しい食材や調理法が加わり、定着していった。講演会では明治・大正期に書かれた書籍をもとに、その歴史を考える。
同館では1月から、イベント「明日のレシピはフルコース-作りたい味を見つけよう-」も開催中で、所蔵する料理書やレシピ本など約570冊を展示中。同日に、このイベントも見学できる。
参加費は無料。申し込みはメール(k-tenji@ndl.go.jp)もしくはファックス(0774-94-9106)で行う。問い合わせは同館総務課(0774-98-1225)まで。【もぎたて便】