社会そのほか速
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発達中の低気圧の影響で、東海地方は13日、最高気温が平年を下回り、名古屋市など平野部でも雪が舞った。
気象庁によると、この日の最高気温は、名古屋市が平年より4.1度低い6.1度、岐阜市が4.8度低い5.3度、三重県桑名市が4.7度低い5.2度。
14日も冬型の気圧配置が続き、平野部でも雪がちらつくところもあるという。
捜査関係者によると、女子学生は、「中学生の頃から人を殺してみたかった」「森さんに恨みはなかった。たまたま(殺人の)対象になってしまって申し訳ない」などと供述している。また、女子学生のものとみられるツイッターには、過去の殺人事件への強い関心を示す書き込みが多数あり、捜査関係者は「以前からの殺人願望をなぜこのタイミングで実行に移したのか解明する必要がある」と話す。
刑事責任能力は、事件当時、善悪の判断ができたか、また判断ができたとしても自分の行動をコントロールできたか、という観点で判断される。鑑定留置期間中、女子学生の勾留は停止され、精神科医などが本人や家族らへの面接を行い、鑑定書を提出する。
鑑定留置期間が終わると、地検は残る勾留日数の5日間以内に女子学生を名古屋家裁に送り、家裁調査官らが改めて成育歴などを調べる。少年法では、故意に他人を死なせた16歳以上の少年については、原則として検察官送致(逆送)するよう定めており、刑事責任能力が認められれば、起訴され、裁判員裁判となる。
里親家庭や児童養護施設を巣立った子どもたちの自立を支援している天理市別所町のNPO法人「おかえり」(枡田ふみ理事長)は11日、同市の天理大学ふるさと会館で、設立5周年記念の講演会「子どもたちと歩む未来」を開催。約110人が参加した。
同法人は、子どもたちの相談に乗ったり交流会を催したりして孤独感の解消を図り、安心して暮らせる環境づくりに努めている。
自身も児童養護施設で育った東北福祉大特任教授で前茨城県高萩市長、草間吉夫さんが「社会的養護の未来像」の題で講演。生い立ちを振り返り、「施設で人の温かさを知り、社交性も身に付いた。『未来の宝』の子どもの自己実現を後押ししよう」と力説した。
続いて、草間さんと武庫川女子大発達臨床心理学研究所研究員の才村眞理さんの対談や、参加者との質疑応答があった。
才村さんは「いろいろな家族の形があっていい。みんな同じでないと駄目という価値観を変え、人と人のつながりを大切に」と訴えた。草間さんは「施設の厳しい実態をアピールし、国を動かして改善を求める、その思いと行動が大事。子どものケアに立ち上がった『おかえり』の活動は評価される」と指摘した。
大阪府柏原市の児童福祉士、望野由文さん(63)は「草間さんの体験を通じた講演内容に重みがあり、共感した。子どもたちのケアの重要さを改めて知った」と話していた。
須田さんは大震災で、石巻市の自宅が流され、店舗も水没。避難所生活を経験した後、妻の実家がある瑞浪市に避難。その後、古里を応援するため、ご当地グルメを販売する「三陸屋」を開業した。
道の駅側の厚意でこの日の物産展が実現した。須田さんは、中津川市のボランティア5人の応援を得て、新鮮なイカをみりんとしょうゆで焼いた石巻名物「イカポッポ」(イカ焼き)や、クジラを揚げた「竜田揚げ」、特産のカキを使った「カキ汁」「カキフライ」など各70~100食分を用意、開店1時間足らずで完売した。
須田さんは「震災を風化させないことが大事。一人一人が防災への意識を高めてほしい」と呼びかけた。売り上げの一部を石巻市に寄付するという。
来月8日には、岐阜市内の喫茶店で、石巻焼きそばを販売し、来店者に被災地の現状や防災の心得などを訴えることにしている。
AISは本来、自船の位置を全地球測位システム(GPS)で特定し、針路などの運航情報を自動的に送受信する装置。国際航海をする旅客船と300トン以上の船舶、国内航海をする500トン以上の船舶に搭載が義務づけられている。
一方、漁船、遊漁船といった小型船舶は、各地で事故が相次ぎ、国がAISの普及を促している海域もあるが、装置が数十万円もする場合もあって、なかなか搭載は広がっていない。
今回、6管本部が同装置の信号所を設けたのは「伊予灘航路第六号灯浮標」。周辺は外国籍の貨物船などが行き交う瀬戸内海の大動脈で、広島港に入港する船(2013年は約5万3000隻)の多くも航行する。自動車航送船など大型船もよく通る。
夜間や気象条件が悪くても、AISを持つ船なら自船の位置や付近の気象状況を簡単に把握し、安全航行に生かせるが、搭載していない小型船は、見張りがこの灯浮標を見て船の位置を確認している。
そこで、6管本部は海上部分が5メートル近くあるこの灯浮標に、長さ1・35メートルのVHF空中線、観測機器などを取り付け、1月30日から試験運用している。20日からは、AISのない小型船でも利用できるよう、位置など運航情報を発信する。
海上保安庁は今年度から、交通量の多い全国の海域で灯台や浮標にAISを順次設置。今のところ広島県内での整備予定はないという。
(山本美菜子)
◎AIS=Automatic Identification System