社会そのほか速
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輪島市マリンタウンで建設が進む輪島キリコ会館は、鉄骨3階建てで、入り口から奥に進むにつれて天井が高くなる斬新な外観が特徴。老朽化が進んだ同市塚田町の現・キリコ会館内にある大小合わせて計30基以上のキリコを展示するほか、輪島大祭で使われる高さ約16メートルの松明(たいまつ)も新たに展示。「能登の文化に触れ、リピーターになってもらいたい」と、週末を中心とするキリコ担ぎ体験や、全国から寄付金を募ってキリコを製作する「キリコオーナー制度」も検討している。
同市河井町で開館予定の輪島塗会館は、1階は漆器展示販売コーナーとして、箸から座卓、ついたてなど市内の漆器店約60店の商品が集まる予定。同市漆器商工課は「ほかではないほどの品ぞろえで、輪島塗の魅力を発信したい」としている。2階は資料展示室として、製造工程に沿って133個の椀を並べ、輪島塗ができあがっていく様子を紹介。発祥から約600年の歴史を道具や映像で伝える。
市は、北陸新幹線開業や、開館翌日から放送が始まるNHK連続テレビ小説「まれ」の効果で誘客増を見込んでいる。昨年度のキリコ会館と輪島漆器会館の年間入場者数は合わせて推計7万人だったが、開館後1年間の目標は計16万人とした。また、朝市通りにある「永井豪記念館」や輪島塗の製作体験ができる「輪島工房長屋」なども含めて市内を回遊できるクーポン券を導入することも検討中という。
同市観光課の担当者は「キリコ会館と輪島塗会館を起点に観光施設や飲食店を回ってもらい、輪島の魅力を堪能してほしい」と意気込んでいる。
府によると、2013年度、府の児童相談所にある一時保護所2か所(定員計86人)に入所した6歳以上の子供は計742人で、滞在期間は平均25日。一時保護所が定員を超えたり、環境が合わなかったりしたため、児童養護施設などに入所したのは556人に達している。
一時保護された子供は、行動や心理状態を見守り、親とのトラブルを避けるため、外出が制限され、通学できないことが多い。
このため厚生労働省は04年、一時保護所に教員OBらを派遣する自治体に補助金を交付する制度を導入。府も06年から、教員免許を持つ学習支援員を配置してきたが、他の施設には派遣していなかった。
府は、社会福祉協議会やNPOなどを通じ、一時保護の子供を受け入れている施設に、教員OBや学生らを派遣することを検討。入所翌日から、平日に1日3時間程度、指導してもらう方針だ。
また、DV防止法などに基づき、家庭内暴力を受けた母親とともに子供を一時保護している婦人相談所にも派遣する。新年度予算案に約1860万円を盛り込む方向で最終調整している。
府家庭支援課は「現状では、一時保護された場所によって学習機会に差が生じている。どこにいても、安心して学べる環境を作りたい」としている。
一時保護 児童福祉法に基づき、虐待の疑いがあったり、家出をしたりした18歳未満の子供を、児童相談所が2か月までをめどに保護者から引き離す緊急の処分。一時保護所のほか、警察署や児童福祉施設、里親などへの委託もできる。その間に児相は家庭環境などを調査し、子供を保護者の元に帰すか、長期的に保護するかなどを決める。
全国の児童相談所が対応した児童虐待対応件数は増加の一途をたどり、2013年度は7万3802件に達した。
子供が虐待されて死亡した事件で、児相が兆候をつかみながら対応が遅れた事例が相次いだ教訓から、まず一時保護をして、子供を保護者から引き離す傾向は強まっている。
厚生労働省によると、13年度、一時保護された子供は、家出や非行なども含め、全国で3万3677人で、前年度より1429人増加。児相内にある一時保護所での平均滞在期間は29日で、03年度の20・4日に比べ長期化している。
一時保護の増加により、児相の一時保護所が常に満員になっている自治体も多く、13年度は36%の1万2204人が一時保護所以外に委託された。
大阪府では13年度、6歳未満児も含めると、一時保護所の902人を上回る916人が外部委託された。大阪市では、一時保護所の819人に対し、委託は590人だが、2か所の一時保護所(定員計100人)が常にほぼ満員であることから、同市は一時保護所を1か所増設する方針を決めている。
県警は8日、中村容疑者を殺人容疑で送検した。中村容疑者はこれまでの調べに「殺していない」と容疑を否認しているという。
捜査関係者によると、血痕は、中村容疑者宅の靴入れの3か所で見つかった。うち1か所の血液のDNA型が、森田君と一致。県警はまた、容疑者宅などから、なたのような形状の刃物3本、サンダル、ゴーグル、竹刀や木刀、パソコンなど計約100点を押収した。
このうちサンダルは、6日夕に中村容疑者が県警の任意同行に応じた際に履いていたもので、県警は事件後、現場の空き地のわきにある側溝ふたの上から足跡を採取。中村容疑者のサンダル底の模様などがよく似ており、鑑定を進めている。
ゴーグルも、任意同行時に中村容疑者が着用していたズボンのポケットに入っていたという。ゴーグルを頭に留めるためのゴムバンドの部分は、容疑者の自室の衣装ケースの中に、刃物3本とともに入っていた。いずれの刃物も、刃を覆うカバーが付けられていた。
一方、現場に残されていた森田君のものとみられるスケートボードには、森田君の血痕が付着していたという。県警は、森田君がスケートボードで遊んでいた際に突然襲われた可能性が高いとみている。
県警によると、中村容疑者は容疑を否認しているが、取調官との会話には応じているという。
エコパークは広大な自然と人の暮らしの共生が図られている地域をユネスコが登録。生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的とし、保護・保全だけでなく自然と人間社会の共生が重視される。登録数は世界119か国の631地域で、国内は7地域(昨年6月現在)。宮崎県では、綾町全域と周辺市町村の一部が12年に登録された。
祖母・傾山系一帯は、アカガシなど温暖帯の照葉樹林と冷温帯に自生するブナ林、それらの中間的な特性を持ったモミ・ツガ林が共存する多様な植生が特徴。国の特別天然記念物ニホンカモシカや国蝶(ちょう)のオオムラサキなどが生息し、国定公園や県立自然公園に指定されている。
また、延岡市の大崩山(おおくえやま)(1644メートル)など花こう岩の山々が連なり、浸食などで形成された渓谷が独特の景観を生み出している。
これらの自然を散策できる遊歩道などを整備した日之影町は06年に九州で初めて森林セラピー基地に認定された。高千穂町の五ヶ所高原は祖母、阿蘇、久住3山を同時に眺望できる名所として知られている。
県などは、登録によって自然環境の保全やエコツーリズム、環境教育の推進に弾みがつくとして昨年12月18日、3市町の首長ら委員18人による推進協の設立総会を開き、会長に岩本俊孝・宮崎大副学長が就任した。岩本会長は「九州でも森林の生態系がしっかり残っている特徴を前面に出し、その恩恵を受けている暮らしぶりを強調するような申請書を作りたい」と話した。
大分県側の推進協(会長=杉浦嘉雄・日本文理大教授、13人)は、同県と佐伯、竹田、豊後大野市などで昨年2月に発足している。
初開催の前回1位は「ベンツ」。今回は純粋に見た目で選んでもらおうと、名前などは明かさずに実施した。23日までの約1か月間で4747人が投票し、シックスは断トツの1467票を集めた。
シックスは群れの中の順位で名前が変わる珍しいサル。温厚な性格で園によると「もてる訳ではないが、いつも子ザルや雌ザルに囲まれている」という。